「古事記」の日記一覧

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吾妻はや 妻問う命の、、日々、一歌75/365+1

挽歌、青木繁へ.五 進・牧水・繁、挽回三首 吾妻はや 妻問う命の 碓氷領に あくがれ彷徨い 旅ゆく君は 進 幾山河 越え去りゆけば 寂しさの 果てなん国か 今日も旅ゆく 牧水 流れては またもともとへ 繰り返る 渦に漂う わが命運かな 繁 画/青木繁「ヤマトタケル」 兄媛神の谷・奴山/宗像郡津屋崎郷奴山集落  https://frcodon.yoka-yoka.jp/e1012…

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日の神に 赤瀬燃え立ち、、日々、一歌61/365

日の神に 赤瀬燃え立ち 綿津見の 比売汲む水に スメラギは春 志賀島赤瀬は、日の出うけて輝きます、、 綿津見神の宮の井の傍らの湯津桂木に待つ火遠理命は、豊玉比売に出会ひます。春をむかへます、、、 海幸・山幸神話祭儀、志賀海神社・歩胴結舞.勝馬詣.汐掻き https://frcodon.yoka-yoka.jp/e2337261.html

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虎落笛 激しき夜は、、日々、一歌60/365

日々、一歌60/365 虎落笛 激しき夜は 黄泉神 狂おしき夜 悲しみの夜 虎落笛でふた夜。虎落笛の「もがり」と、音が通じる古代葬礼殯 ・もがりは関係がある?という連想で連夜、、、 刻まれた少女の体は食物に変わる祭儀と、保食神を殺す月読神、保食神を殺す須佐之男命 https://frcodon.yoka-yoka.jp/e2341359.html 画/青木繁「黄泉比良坂」(よもつひらさか)

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闇神の 呪まつらうて、、日々、一歌59/365

闇神の 呪まつらうて 地より鳴る 虎落の笛の 鎮まりたまへと 今夜も、虎落笛。地底の神からの怨嗟、、、 令和5年10月15日香椎宮秋季大祭「流鏑馬神事」 https://frcodon.yoka-yoka.jp/e2334813.html

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八拳髭 胸先至る、、日々、一歌56/365

八拳髭 胸先至る 虎落笛 スサノオ猛る 明けぬ夜の夢 季節、名所を歌う普通派?、いや自然派?小説でいえば志賀直哉、武者小路実篤。それより石川洋次郎???で、この数日。信州、鎌倉の春などなど、、、 一転、今日はロマン派歌調。ロマン派歌人で検索すると、いの一番に与謝野晶子。私には、保田與重郎あたりがロマン派で、チョと意外。画家ながら歌作も伝わる青木繁の歌などは、素直にロマン派だと思ふ、、、 …

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日々、一歌47/365

地にひびき 厳をえぐる イナヅマの 雨夜に渡る キギシ飛ぶ声 荒れた。ふくろう に代わり、キジが夜を切り裂いて鳴く、、 記紀抄録「〜雉の頓使(ひたつかひ)」 https://frcodon.yoka-yoka.jp/e2341089.html

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天なるや、経津主神のチノリの靫の梓弓 、、日々、一歌46/365

天長節、長歌并に二首 天なるや、経津主神のチノリの靫の梓弓。天なるや、武甕槌神のたたむきの稜威のタカトモ梓弓。天の下、宮柱太敷きませば、天なるや、筈を振り立て、剱のたがみとりしばり、わが大王の梓弓 梓弓 背びらの靫の 大王の 谷ふたわたる 弓弦鳴る音の 弓弦鳴る わが大王の 喰す国の 梓の森に 日継の宮に 大嘗祭祭儀の始源、阿曇神話・海幸山幸神話と龍神 https://frcodon.y…

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吾妻はや 妻問ふ神の、、日々、一歌34/365

吾妻はや 妻問ふ神の 碓日嶺の 励ます駒に 吹ぶく粉雪 進。碓氷のタケルの命に、、、 甲斐より北武蔵から上野をめぐり西碓日坂にいたる。時に日本武尊つねに弟橘姫を顧みる情あり。故に碓日嶺に登り東南を望み三嘆して曰く 吾嬬者耶『日本書紀 』 日々、一歌。思いつき1月15からはじめた。元日からの14歌のうち二首を回収 「黒田孝高と千利休」ご報告 https://frcodon.yoka-yoka.…

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天土の発め、高天原は神々あれ、、

【何事かの紀(はじま)り、紀元節を巌ひ奉る長歌、並びに短歌二首・源進】 天土の発め、高天原は神々あれ、成り。海月なす、脂なす稚きクニ土。神々、国固め、雲立て打つ杙、面成し、恐惶し、御祖神伊邪那岐・伊邪那美あれ、 天の浮き橋・天の沼矛は、御祖神は成りなりて、成らざりて、右左よりより「あなにやし、えをとめを」と、婚(まぐは)い国々産み、山川成る、 スメラギの 食す国つちの 神々…

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ぼーるぺん古事記

夕べは何故か眠れず、布団の中で右を向いたり、左を向いたり、うつ伏せたり。。。 YouTubeもいくつ見たかな💦 いっそのこと起きていようとテレビをつけたけど面白くない💧 フッと本棚のぼーるぺん古事記に目が止まって ベッドの中で読むことに。 天照大御神が大好きで夢中になっていた頃を思い出した😊 酒の場で友達に「天照大御神になりたい」と言ったら「それはハードルが高過ぎる!」と笑われた…

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口訳 古事記  町田 康

古事記の口語訳? それにしては 訳が大阪弁丸出しで 意味が分からないようなところもある。あと まるで漫才の台本か?と思われるような会話が多い。 それを面白いと感じて読めば、わかりやすいことこの上ない古事記として読める。だから大阪人が読むのには最適だろう。 古事記と日本書紀が日本最古の歴史書で、古事記は多分に神話的で歴史資料としてはいかがか?と中学で習った。 確かに 神話の…

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やまとかたり古事記〜声に出して愉しむ口承文芸~✨

2023年7月6日(木)奈良校 本日は古事記朗論家 やまとかたり 大小田さくら子先生をお招きしてご講演を賜りました💡 テーマは「やまとかたり古事記〜声に出して愉しむ口承文芸~」でした✨ 大小田先生は、朗誦家、朗読家、絵本研究家でいらっしゃいます。英国でのご出産を機に始めた絵本朗読をエッセイの執筆や朗読会なとでその魅力を伝える活動をされ、朗誦、素読、発声法の「やまとかたりの会」を主宰…

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神武天皇祭

今日、4月3日は、神武天皇祭です。 紀元前586(神武天皇76)年3月11日が、日本の初代天皇・神武天皇の崩御日とされており、 1874(明治7)年〜1948(昭和23)年間は新暦換算した4月3日に国民の大祭日として祝日制定されていたそうです。 今日も神社では行っています。 神武天皇は、天照大神〈あまてらすおおみかみ〉の御孫・瓊瓊杵尊〈ににぎのみこと〉の三代目にあたり、 「神日…

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天孫降臨!

九州一周途上に高千穂河原・霧島神社を訪問しました! 古事記のプロローグの場所でしょうか?

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古事記をシュメール語で読む…

古事記って、万葉仮名で書かれていて、本居宣長が「古事記伝」で読み下すまで、内容が分からなかった…という話は、小林秀雄を「本居宣長」を読んで知ってました。 しきしまの やまとごころを ひととはば あさひににほふ やまざくらばな 本居宣長 小林秀雄が晩年に書き上げた「本居宣長」は、それ以前誰も読み下していなかった古事記を、本居宣長が長年に亘ってどう向かい合い、自分のものにしていったか、が小…

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神話の世界「イザナミ」はどこに眠る?

コロナ禍もひと段落で、久しぶりの遠出。 古事記では、日本の国産みは、イザナキとイザナミによってつくられたとあります。(絶対嘘だけど💦) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%94%A3%E3%81%BF それは置いといて、 古事記には、”国生みを成し遂げた男神イザナギは、亡くなってしまった最愛の妻、女神イザナミを泣きながら出雲国と伯耆国の境にあ…

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サイカチは刃褐(さいかち) -サイカチの語源について-

サイカチは刃褐(さいかち) -サイカチの語源について-  『動物のフォークロア-「遠野物語」と動物』(遠野物語研究所 2002年)という本を読んでいて、いくつか興味深い記述に出会った。  そのなかのひとつが、「サイというのは刃物です。」(第2講 日本人の動物観-その構図と民俗 野本寛一)というくだりだった。では「カチ」とは何か。『岩波古語辞典』を引いたら「濃い紺色」とあった。サイカチは「濃…