連載:あけび庵の日記

あけび庵の日記

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あけび庵の日記
甥っ子
昨日夕方甥っ子が来た。妻は生まれた時に
面倒を見て一緒に育った。喪中のハガキの
差し出す名簿のことの様だった。一生に、
何度でくわすのだろうか。

あけび庵の俳句のまとめ
秋暮れやからす飛び行く月の下
深秋や夜の猫背も部屋の内
習志野に深秋朝の息あるや
習志野や秋闌の空の雲
秋憂い此の娘一人を嫁がせず
月の下からす飛び行く秋の暮れ
何時の世や君子見立ての千代美草
傾げては紐の纏めや畑野菊
黄菊らの裏に白菊畑の有り
枝に垂れこの木のピアス山法師
爪立ててハナユ実の香の青さかな

カテゴリ:アート・文化