お気に入りさんの日記に、「嫉妬はだれが起こすのか?」という問いかけと見解が書かれていた。
仏教の教えによれば、嫉妬や瞋恚、貪りなどは煩悩とされ、みずからが起こすものとされている。
ほんらい無であるわれわれの心には、そのような煩悩はなく清浄なものであるのに、無知無明の中にいるものはそれを起こして本来の心を曇らせてしまい苦しむとブッダは説いている。
常日ごろ、心の掃除をして私心はないか、私利私欲に囚われていないか、煩悩を起こしていないか、心の掃除をせよと説かれている。
仏教が中国に伝わり、道教などのもともとの思想をむすびついて禅仏教として発展してからも
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