「遠藤周作」の日記一覧

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週跡 8月28日 コロナ感染ピーク

こう暑さが厳しいと、スタミナ維持には運動量を抑え気味にしないと。 日中の外出はなるべく控え、ウオークは朝食前か夕食後にゆっくりを心掛けてます。 8月中旬にコロナ感染平均患者数が2週連続低下したので、安心しかけたところ、先週急増してピーク更新。 盆休みの受診控えから減っていただけで、第9波のピークはまだこれから。 ホームでは施設側と入所者委員とが毎月懇談を行い、記録が配布されます。…

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週跡 8月14日 芥川賞

高校野球が始まると、TVの前の時間が長くなる。 生まれた、育った、暮らしているところ、をついつい応援して。 パートナーの福井は姿を消したけど、宮城.岩手.神奈川は揃って勝ち残り。 上半期の芥川賞は市川沙央「ハンチバック」。 候補になった時から話題作。 チャットGPTみたいなAIにどんな情報をインプットしても、こういう作品は書けないのでは。 図書室から遠藤周作の「〝深い河”をさ…

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冷や汗をかく 恥ずかしく 嫌な思い出

 昨夜から今朝にかけての(25日〜26日)ラジオ深夜便では 4時から絶望名言(頭木弘樹文学紹介者)で遠藤周作の絶望名言を取り上げていた。 遠藤周作(狐狸庵)は1923生まれ、今年は 生誕100年にあたる。  この人の絶望名言は、「布団をかぶって寝ている時に むかししてしまった失礼なこと、恥ずかしいことを思い出して 居ても 立ってもいられなくなり 思わずあーあーと大声をだしてしまう」と言うこ…

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遠藤周作さんのエッセイ「信仰と死の恐怖」から

「死について考える」という遠藤周作さんのエッセイ集のなかの「信仰と死の恐怖」という一文が面白かった。 迷いの深い人間、悪いことをしている人間、従容として死ぬことを立派と思いつつも、それができない人間、そういう人間の方が、仏教やキリスト教を勉強する傾向が多いのではないかと遠藤氏は語る。 しかし、宗教を学び宗教を信じて、ある程度の確信が持てても、いざ自分が死に向き合ったときに、何も勉強し…

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2022年6月下旬の読書 その2

浅田次郎著『月下の恋人』光文社  雑誌『小説宝石』に掲載された11編の短編小説集。プロの小説家のアイデアは「場の設定」が要諦なのだろう。それができたならあとは書くだけ。書くことに関してはプロ、呻吟することもないのだろう。  言葉をどう選ぶかなどということは、われわれレベルの初期段階の時間の浪費と言えそうだ。書くべきことも定まらないまま、語彙について迷っているのとはわけが違う。この言葉よりももっと…

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作家 遠藤周作氏のこと

  水無月の空は今日も青かった。 昨夜の雨が残っているのかと思ったのに緑の滴りには 水滴もなく爽やかな風で葉っぱをさやさやと揺らして いる。  梅雨に入った時の巣籠のために文庫本を数冊仕入れて いたのに肩透かしを食らったような気がする。 外は紫陽花の青や赤で賑やかなのは知っていたのだが 何処へも出かけずに、日がな読書に勤しんだ。  30代の頃から愛読している遠藤周作氏のアンソロジー を久しぶ…

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そんな話、初めて聞いた。

過日。 久しぶりに町の本屋に出かける(コロナも明けたことだし) あれこれ漁っていたら、小学館のペーパーバックのシリーズを見つけた。 カバーもついておらず、コンビニマンガに近い作りだ。 どうやら絶版になった名作を簡易な製本で安く売る、という企画らしい。一冊500円、文庫より安い。 いくつか手に取ってみる。 若いころに読んだ作家が多い。 紙質は良くないが、活字が大きくて読みやすそう。最近文庫本…

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ジャズを聴きながら短編の純文学を紐解く秋の夜

読書の秋と云うが、春夏秋冬、読書を楽しんでいる 色々なジャンルの本を読むのが、僕の信条だ 昨今、純文学の短編集なるものを読んでいる たまたま以前に、古本屋で見つけて購買した本だ 現在、本屋には並んでいない、出版されていない短編集シリーズのうちの一巻だ 集英社文庫の『教養小説名作選』というタイトルの本で、文庫本としてはやや分厚い400ページほどのものだ 教養小説とは、純文学のことであろ…

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ブックカバーチャレンジ4冊目…遠藤周作アンソロジー

「7日間ブックカバーチャレンジ」 4冊目は遠藤周作『人生には何ひとつ無駄なものはない』 をご紹介致します。 私が遠藤周作氏のエッセーを初めて読んだのは30代の 頃だったように記憶しております。 読書好きだった長姉の家に遊びに行った時に、何気なく 彼女の本棚から、抜き出して読んだのが、 『ぐうたら愛情学』(1973年S48年 講談社)でした。 ともかく、ユーモアに満ち溢れていて随所にクスリッ…

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12月1日、、またですが、書評から

12月1日、、新聞の書評から。 「眠れぬ夜に読む本」遠藤周作著 光文社文庫 評 岡村淳司(新聞記者) 死後の世界を思う 「もしあなたの肉親知人に癌に冒され、苦しんでおられる人がいたならば、この頁をさりげなく 読ませてあげてほしい」 若い頃に読んだ一節が、ずっと頭に残っていた。 本書は軽妙なユーモア小説から重厚な文学作品まで、幅広い名作を残した遠藤周作のエッセー集。笑える話も多いが、始まりは「…

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あわや集合時間に・・・新世界3大夜景が見られました。(ツアー1日目) 6月12日

ツアー概要 https://smcb.jp/diaries/7995942 6月12日、8時50分羽田空港集合ツアーのため、4時半に早起き、予定より早く乗換駅に着き1本早い各停に乗ったまでは良かったが(次の特急に乗っても、途中で乗り換えて、最終的に同じ時刻に到着)、 6時半過ぎというのに座れず、乗り換え案内のアナウンスもあって、本来乗る予定だった特急に乗り換えようと慌てて下車したら、各停しか止…