「さくらももこ」の日記一覧

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136、『さくら日和』(さくらももこ著)は「平和な世界が一番」と

『さくら日和』 さくらももこ著 集英社文庫 2007年3月25日発行 ー私が離婚するために家を脱出する際に、協力してくれたのが、親友の賀来千香子さん一家だ。千香ちゃんはじめ宅麻伸さん、他、その中で、実務的な事を一番手伝ってくれたのは千香ちゃんのお兄さんだった。  お兄さんがうちの会社に入ってくれればずいぶん助かるというものだ。  お兄ちゃんはセゾングループで働いていた。  さくらプロダクションの…

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77、「ももこの21世紀日記 N:08」(さくらももこ著)は面白い

「ももこの21世紀日記N:08」 さくらももこ著 幻冬舎 2009年3月20日発行 ー2008年 春 新学期が始まり、息子も14歳になり、  大人用の普通のケータイを誕生日プレゼントで買ってあげました。  このまえ、たまちゃんから電話がきました。漫画版「ひとりずもう」を読んで泣いたって。  43歳になったからといって、別に何か心境の変化があるわけでもないんですが、ふと思えば、こんな私がよく43年…

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33、「そういうふうにできている」(さくらももこ著)は妊娠出産に実際描く

「そういうふうにできている」 さくらももこ著 新潮文庫 平成11年7月1日発行 ー私は苦し紛れに「嘘じゃないよ、読んだけど全部忘れた。ねっ私なんて本を読む資格ないよ。馬鹿だからさ。雑誌代の無駄だよ、もう買わなくていいよ」と、」自分を貶める手段までとってみた。(妊娠情報誌を読んだか、と夫に言われて)  適当に記入したグラフを夫に見せる、  嘘もバレなければ後味の良い爽やかなものである。  今の私に…

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22、「焼きそばうえだ」(さくらももこ著)は面白い

「焼きそばうえだ」 さくらももこ著 小学館 2006年5月20日発行 ー我々が「利益の事は全く考えていません。これは、バリでヤキソバ屋を開店させるという、大仕掛けなんです」と答えると、ローランさんは大いに気に入り、「本当に面白い。そんなことをするためにわざわざバリまでこうして来ていること自体、可笑しくてたまらない」と言って笑った。  そうだ、我々はオープンの時に立ち合わなければならない。ローラン…

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17、「おんぶにだっこ」(さくらももこ著)は幼年期を描く

「おんぶにだっこ」 さくらももこ著 小学館 2006年11月20日発行 ーだからそれが嫌なんだよ、と私はとうとう我慢できずに「似てるって言われると思ったから、イヤなのっ」と言って人形を放り投げて泣いた。  私は人形の顔をよく見た。丸い顔も小さい目も口も鼻も、自分に似ているところが切ない気持ちになり、可愛がってあげないと、かわいそうだよな・・と思った。  人の物を盗んでまで欲しい物なんて何ひとつな…

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篠田桃紅、さくらももこ、永六輔の本を読む(2)

「ももこの21世紀日記 N,03」 さくらももこ著 幻冬舎 2004年1月25日発行 ー今年もまた、息子の小学校の運動会がやってきたので、うちのスタッフの本間さん夫婦に大変お世話になった。  息子は短距離競争で、2等になった。とは言っても、4人で走って2等だったのだから別にたいした事はなく、本人も走る前に「オレはたぶん2等だよ」と予告していたので、それが当たっただけの結果といえる。  息子がとび…

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さくらももこ著「ひとりずもう」には感動した

「ひとりずもう」 さくらももこ著 小学館 2005年8月10日発行 ー気楽に愉快に過ごせりゃいいのだ。面白い事が好きな人がいい。  私は、ひとつも彼の事を知らない。名前も知らないし、学年も知らない。何が好きかなんて全くわからない。表面だけが好きなタイプだったのだ。それだけの事で莫大な時間を費やし、くだらない夢を細部までこだわっていたなんて、いっぺん考え直した方がいい。  彼との接点が何も無かった…

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さくらももこの「おんぶにだっこ」は面白い

「おんぶにだっこ」 さくらももこ著 小学館 2006年11月20日発行 ーおゆうぎなんて、ばかばかしくてやってられないと思い、参観会の時に逃げ出した事もあった。  理由を上手く説明できず、黙っていた。ばかばかしい気がしてやってられないなんて、そんな言葉を知らなかったし、知っていたとしても言えない。  人の物を盗んでまで欲しい物なんて何ひとつない。哀しい光を放つビーズ玉を見ながら心の底からそう思っ…

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さくらももこ著「たいのおかしら」「さくら日和」を読む

「たいのおかしら」 さくらももこ著 集英社 1993年7月20日発行 ー20代はひとりで歩いてゆく年代になる予感がしていたが、今日の今の気持ちをどんな時も覚えていようと思った。  その翌年上京し、私は本当にひとりで歩いてゆくことになった。不安や悲しみも全部ひとりで背負って進んでゆかなくてはならなくなったが、それは自分自身で決めた事だったし、進んでゆくその先がどうなってゆくのか味わえるのも自分自身…

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単純人間の好きな歌は

【おどるポンポコリン】 大好きです 全く、歌の意図が分からないところが良いです 今日の夕方にテレビから流れていました

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さくらももこ著「ひとりずもう」を読んで

「ひとりずもう」 さくらももこ著 小学館文庫 2010年1月13日発行 ー八百屋の子供なんだから、ゴキブリぐらい我慢しろというのだろう。  私の場合、我慢できないのものの代表がオバケと下痢とゴキブリだ。八百屋の子供だからという理由で我慢しろと言われても、とっくに我慢の限界を超えている。  私は、ひとつも彼の事を知らない。表面だけが好きなタイプだったのだ。それだけの事で莫大な時間を費やし、くだらな…

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「さくらももこの死因」

誰か有名人が亡くなるとその日と翌日くらいはテレビで盛んに関連番組が流れるが、あっという間にそんなこともあったねぇ程度になっていく。 だが、あまりにも見事だ。詳しいことが全く伝わってこない。7年前に乳癌がわかってからも仕事を続け、ほんの一部にしか病気の事は知らせていなかったという。 さくらももこが50代という若さで亡くなったということより、「乳癌」で亡くなったことにどうもしっくりこなかった。私…

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ちびまる子ちゃん

作者のさくらももこ。 彼女と同じ世代のワタシ。 …早すぎる死にショック😱 最近若くで亡くなってしまう方が多い気が。 これって気のせい?? 日本は長寿社会…と言われているけれど。 世代によるのかもしれない。 昔とは生活環境が全く違うもの。 食べ物も水も空気も違う。 私たちは便利と引き換えにとんでもない間違いをしているのかもしれない。

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ちびまる子ちゃん

さくらももこさんが、乳ガンで、亡くなりました。享年53才。早すぎる死でした。学生の頃、りぼんを買って、「ちびまる子ちゃん」が、連載していました。あまり、読まなかったけど、単行本を、買って読んだ記憶があります。 その内、アニメ化されて、「踊るぽんぽこりん」が大ヒット。自らの作詞でした。 ちびまる子ちゃんは、不滅です。サザエさんとドラえもんこれらも、もう、作者は、いません。でも、作品は、永遠に、現役…