「東野圭吾」の日記一覧

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【読書】「波の上のキネマ」「愛しの座敷わらし」「星籠の海」他

  今日紹介する本は、2018~19年ごろ、「趣味人倶楽部」を停止(放置)していたころ読んだもので、まだ日記に紹介していないものの中から13冊を選んだものです。 (1)迷蝶の島(泡坂妻夫・河出文庫)   百々子と桃季子を取り違えてしまったことから起きた奇妙な三角関係。達夫は富豪の娘、百々子と結婚するために、桃季子を殺そうと決意する……。やがて、太平洋を航海するヨットの上から落とされた女と、絶海…

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【読書】「沈黙のパレード」「科捜研の女」「マゾヒズム小説集」

(1)沈黙のパレード(東野圭吾・文春文庫)   東野圭吾の文庫版最新刊。ガリレオシリーズ第9作。40代になったガリレオこと湯川学は、アメリカ留学を経て帝都大物理学教授に、大学で同窓だった草薙も警視庁捜査一課の警部にそれぞれ昇進していた。ついでに言うとその部下の内海薫も巡査部長になっていた。静岡のゴミ屋敷の焼け跡から見つかった死体は、3年前東京で失踪した若い女性のものと判明。逮捕されたのは、23年…

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【読書】「護られなかった者たちへ」「総理の夫」・他

  今日は最近読んだ本8冊、ご紹介します。 (1)「禁断の魔術」(東野圭吾・文春文庫)   この作品は、ガリレオのニックネームを持つ帝都大学物理学准教授の湯川学が、大学時代の親友草薙刑事やその部下の内海薫刑事らとともに活躍するガリレオシリーズの第8作であるが、第7作「虚像の道化師」の中の1編「猛射つ」を長編化したものである。湯川学の高校の物理研究会の後輩、古芝伸吾は、幼くして両親を亡くし、姉の…

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人間ドラマ パラドックス13

    ~~~ 読書感想 ~~~~ パラドックス13  東野圭吾  評価 ☆☆☆☆☆ 13時13分からの13秒間、地球は“P-13現象” に襲われるという。 何が起こるか、論理数学的に予測不可能。 その瞬間、目前に想像を絶する過酷な世界が出現した!  崩壊した東京で繰り広げられる究極の人間ドラマ。 なぜ我々だけがここにいるのか。 生き延びるにはどうしたらいいのか。 いまこの世界の数学的…

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クスノキの番人

  ~~~ 読書感想 ~~~ クスノキの番人 東野圭吾 評価 ☆☆☆☆☆ 久し振りに読む東野圭吾作品、 相変わらず上手いです! どっぷりと 3日間浸っていました。 本来なら小説を読むのに1週間はかかるのが普通です。 それを3日間で読んでしまうなんて・・ 私にとっては、凄い芸当なのです。 ストーリーも内容も素晴らしく、 何はともあれ優しさに溢れていて、 心が温かくなる・・そんな物語な…

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虚ろな十字架/東野圭吾

最近、はまっている東野圭吾さんの本を図書館で借りて読みました。 ジャンル的には殺人事件に絡むミステリー小説なんですが、単なるミステリー小説とは言えない重い内容の読み応えのある一冊でした。 もし、今、自分が送ってきた人生がそんなに悪いものではなかったと思っているなら、それは、本当にたまたま運がいいだけであり、いつでも、人間は不幸と隣り合わせにいるのだと思わされました。 ちょっとネタバレになっ…

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1年ぶりの読書 「マスカレード・ナイト」他

  ほぼ1年間、活字が読めず、読書を全くできませんでしたが、最近やっと1年ぶりにぼちぼちと読書を再開し、軽いミステリー小説を8冊ばかり読んだので、今日はこれらについてまとめておきました。 (1)「マスカレード・ナイト」(東野圭吾・集英社文庫)   「マスカレード・ホテル」「マスカレード・イヴ」に続くシリーズ第3作。ホテル・コルテシア東京では毎年恒例のカウントダウンパーティが行われるが、その会場…

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被害者の罪と罰

 東野圭吾の「白鳥とコウモリ」を読了した。著者は直木賞作家であり、ミステリーを主分野としている。本書は、ある弁護士の殺人事件を巡り、逮捕された容疑者の自供に疑問を持った被害者の娘と容疑者の息子が、協力して事件の真相を探る姿を描いたミステリーである。なお、タイトルの「白鳥とコウモリ」は、被害者の娘と容疑者の息子のそれぞれを比喩的に表した表現である。  竹芝桟橋の近くの港区海岸で、路上に放置された自…

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東野圭吾作  ナミヤ様

さまざまな時間軸が交錯し、現在、過去が行ったり来たりする作品。 さぁーメモをとりながら登場人物をチェックしていきましょう! 臨場感溢れる長編小説でした^ ^

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東野圭吾/素敵な日本人

ゴールデンウィーク中、図書館で借りてきた本の一冊です。 短編集なんですが、これがとても素晴らしい内容なんです。 東野圭吾さんの凄さというか、プロ作家の凄さを思い知らされたような気がしました。 ネタバレになるので、ストーリーについては言えませんが、 本書の一編「レンタル ベビー」、これには途中、泣かされてしまい、いい話だなと思っていたところ、想定外のエンディングが待っており、思わず、凄いと声を上…

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町おこしと殺人

 東野圭吾の「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を読了した。著者は直木賞作家であり、ミステリーを主分野としている。本書は、コロナ禍の中、結婚式を目前にして、父親を殺人で奪われた女性の目の前に現れた見知らぬ叔父の、魔術師を思わせる活躍を描いたミステリーである。  建築会社に勤めている神尾真世は、同じ会社に勤めている中条健太との結婚式を控えていたが、とあることからマリッジブルーになっていた。そ…

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著者別インデックス:国内(東野圭吾)

1.放課後 (1985.09) 2.卒業-雪月花殺人ゲーム-加賀恭一郎シリーズ- (1986.05) 3.白馬山荘殺人事件 (1986.08) 4.学生街の殺人 (1987.06) 5.11文字の殺人 (1987.12) 6.魔球 (1988.07) 7.香子の夢―コンパニオン殺人事件(改題:ウインクで乾杯) (1988.10) 8.浪花少年探偵団-浪花少年探偵団シリーズ- (19…

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希望の糸

  ~~ 読書感想 ~~ 希望の糸  東野圭吾  評価 ☆☆☆☆☆ 久し振りに読んだ東野圭吾さん、 この作品も非常に良かったです。 随所に良い言葉が散りばめてあって、 付箋紙がいっぱいになりました。 表題に使われた言葉がここにありました。 ・・・ そういえば、と克子が続けた。 「この糸は離さないっていってたな」 「糸?」 「たとえ会えなくても、自分にとって大切な人間と 見えない糸で繋…

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危険なビーナス

東野圭吾さんの小説で遺産相続をめぐるドロドロの争いですな~~~ 初回からいい展開やで~~ 戸田恵子さん~~も演技力抜群や~~ 根性グネグネやで~^ 明日の二話はどのような展開になっていくのか~~ ウキウキですわ もっとドロドロになあれ~~~(笑)

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ドラマ化決定!!

やっと読み切ったわ! ドラマ始まる直前セーフー 惚れもん負けやね! 恋は盲目!!!

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祈念と受念

 東野圭吾の「クスノキの番人」を読了した。著者は直木賞作家であり、ミステリーを主分野としている。本書は、とあることを切っ掛けに、その木に祈れば願いが叶うと言われるクスノキの、番人になることを命じられた青年の不思議な体験を描いた、一種のファンタジーである。  本書の主人公の直井玲斗は、不倫の末に生まれた子供であり、父親の顔を知らずに育った。後に祖母から聞いた話では、彼の父親は彼を認知しなかったが、…

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11日終日アマゾン配信映画

緊急事態宣言が出ています。 コロナの感染者数が毎日更新され、衰えが見られません。 終日自宅にこもりアマゾン映画やドラマを見て過ごしました。 洋画のスリラー映画ナーブNERVEを午前中。 午後から夜にかけて東野圭吾原作の「分身」をWOWOWが5回シリーズでドラマ化した作品。 50分ドラマ5本(250分)です。 スリラー物は次の展開が読めないので興味持って見られました。