宗教の宗教たるゆえんとはなんだろうね (自分のためのメモ)
お気に入りさんからのつっこみ質問を受けて、なんと答えたらいいものか。 仏教では、ブッダの教えというものを、一切皆苦、諸行無常、諸法無我、涅槃寂静というふうに説く。とくに佐々木閑さんの著書によれば、仏教は科学の解明してきたことがらと合致していて、ほとんどそこに不思議感がなく、きわめて合理的なものの観方を示したもの、というとらえ方をされている。 諸行無常などは、その最たるもので、ものごとは互いに…
お気に入りさんからのつっこみ質問を受けて、なんと答えたらいいものか。 仏教では、ブッダの教えというものを、一切皆苦、諸行無常、諸法無我、涅槃寂静というふうに説く。とくに佐々木閑さんの著書によれば、仏教は科学の解明してきたことがらと合致していて、ほとんどそこに不思議感がなく、きわめて合理的なものの観方を示したもの、というとらえ方をされている。 諸行無常などは、その最たるもので、ものごとは互いに…
神について。 73歳まで生きると、 人生を好運の連続と感じるようになる。 (私だけではないと思うが) あたかも、神を身辺に感じるように。 例えば、 娘が重度障害者になったことも、 死なないで、とても幸運だ。 娘の病気のお蔭で、 夫婦仲もずっと良くなった。 生きがいが増えた、というように。 ものは考えようではなくて、 本当にそう感じる。 私などは、 「子…
この世に、神や普遍的真理がある、などと信じる。 私は、ばかげたことに思う。 しかし、救いを求める人には、 切実な願いかもしれない。 釈迦は、神も真理も言っていない。 あの世も天国も魂もあるとは言っていない。 すべては空、無常、無我。 とてもポジティブで楽観的な見方。 見えるもの、5感で感じること、 あるがままで、そこに生きる。 快楽主義ではなく、人生を楽しむ、…
ここ最近、福島智さんの本を読んで いろいろと考えさせられるのだが、 神を求める自分に気がついて、 そのことについてあれこれと考えている。 福島さんによると、 「宗教は人間の魂にとっての食べ物のようなもの」 で、必要だからこそ生まれてきたのだという。 つまり人間は自分たちを超える 大いなるものの存在を必要としているのではないか ということ。 「生きるということには怖れと不安がつきものです。 …
自分を生まれさせ養っている何者かがいる。 意思を持った縁起の世界、 神とか阿弥陀とかサムシンググレードと呼ばれるもの。 その神による救いには条件などない。 そう信じていると日記に書いたのだが、 本当に死んだとき、裁かれて 天国と地獄へ振り分けられるという恐怖から 100%解放されたのか? 自分の心に問いかけてみた。 そこにはちょっぴり不安があることに気づいた。 まだ洗脳から 100%解放さ…
映画は字幕付きだから倍速で見た。 内容は、首の骨折で職も家も失いホームレスになった男性が、拾った新聞のラジオDJの求人に応募してから立ち直った本人出演のサクセスストーリー。 私のコメント; 講演会の会場に現れた女性が「子どもに養子であることを告げた14才の時、約束した「18才で実母と会わせる」が実行される前に交通事故で亡くなった。神はなぜこのような目に合わせるのか」の問いにウォルシュは「約…
日経サイエンス http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0412/sp_07.html 宇宙物理学では138億年ほど前にビッグバンにより宇宙が誕生したことを突き止めていますが、その前は何があったのか、その宇宙はどこから生まれたのか、となるともうお手上げです。 超ミクロであろうが、超マクロであろうが、最先端の科学を研究している天才たちは、必ず科学…
『神ってる』なる語が、数年前に流行語の一つになった。 その後、その同義語として『 半端ないって』がある。 僕は本来、無神論的な見識ではあるが、キリスト教、神道などの神や神性を尊ぶ伝統や文化は好きだ。 建造物や絵画、彫刻などの美術品、文学、伝統儀式などなど。 僕が好きな初期のインドの仏教は、無神論の宇宙観に立つ教えだと思う。 よく、宗教を非科学と区分される。 それは、違うと思う。 世間に超…