タグ「インドネシア語」の日記一覧

旧作エッセイ「ラトウ・プラザ｣

平成13年、小松錬平文章教室（朝日カルチャーセンター新宿教室)のころの作品です。海外勤務の一端が伺えるでしょうか。　　　　「ラトウ・プラザ｣　CZ0021 　インドネシアの首都ジャカルタ市は、人口800万をこえる大都会である｡一言でいえば雑多､猥雑､ごった返している｡　インドネシアは東西5000kmに及ぶ広大な群島国家で、東南アジア有数の大国である｡航空機を自作する…

世界の言葉とのふれあい

学生時代は普通に英語を勉強した。辞書を引いて単語の意味を調べ、英語の本も読んだがあまり多くはない。1971年に会社に入っても英語はあまり使わず、海外の商品や技術を調べる程度。　だが3年で職種が営業に代わってから英語との接点が変わった。　海外との技術提携品の営業担当になり、提携先から技術者が来たり、行ったりして米国の技術提携先の技術開発部長とは一対一のお付き合いが始り、彼の家にもお邪魔し奥様とも…

「モスラの歌の意味・古関裕而・エール」” Arti dari lagu Mothra”

Seri-389(30Apr2020) NHK連続テレビ小説「エール」終了後より（29 April 2020） ------------------------------------------------------------------- 　昨日のNHK連続テレビ小説「エール」終了後、あぁ〜懐かしや「モスラ」の歌に関する話題。当時、中学生の私は強烈な印象を与えられ、好きになった歌だった。…

「130,383人の受刑者が独立記念日の恩赦を得る」 “130.383 Narapidana Mendapat Remisi Kemerdekaan”

Seri-137(19Agus2019) Kompas.TVより(17Agus2019）　本年度の独立記念に対して、13万人が恩赦を受け、内2,790人が無罪放免との記事。同じ様な大量恩赦をこの時期に毎年繰り返すのだからビックリポンだ。　ちなみに、日本の直近の恩赦を調べてみたら、皇太子様と雅子様のご成婚の際（1993年）、特赦90件（特定の人だけ、有罪判決の効力を失わせる）、減刑246件（…

「市民がジャカルタの奇数偶数システムの拡張に悲鳴を上げる」 “Jeritan Warga dari Perluasan Ganjil Genap Jakarta”

Seri-136(18Agus2019) VIVA newsより(15Agus2019）　思い付きに近い様な制度は賢明な施策とは言えない。下記に示すような苦情や影響は予め容易に想定できること。長年行ってきた管理監督、指導の経験から、当地の人たちは「推敲を重ねる」と、いう実践は不得意な面があり、大半が短絡的な思考が目立ち、この点に指導のポイントが見いだせる。 - Jeritan（悲鳴、叫び）…

「ジョコウィはインドネシアに自立した電気自動車産業の構築を望む」 “Jokowi Ingin Indonesia Bangun Industri Mobil Listrik Sendiri”

Seri-135(17Agus2019) Kompas.comより(16Agus2019）　望みは理解できるし、そうでなければならないと思うが不可能であろう。それを可能ならしめる人材の育成が優先課題であろう。まずは最善のパートナーを決めることだ。その相手として、C国やK国のメーカーは絶対避けなければならない。Soehartoの末期時代に暴走した狂った国民車（Timor車）構想の二の舞になる様…

ベチャ屋の話「片足のベチャ屋、より力を得るように支援しよう」 “Mari Bantu Wawan, Tukang Becak dengan Satu Kaki, Agar Lebih Berdaya”

Seri-134(16Agus2019) Kompas.comより(09Agus2019）　ベチャの記事があったので、チョットこれに触れてみよう。その呼び方は、様々で、・tukang becak ベチャ屋・penarik becak ベチャ引き・pengayuh becak ベチャこぎ等々。初めての海外駐在の赴任地は東ジャワのSurabaya（スラバヤ）で、殆どのベチャ屋はOran…

「車両の使用年齢制限、中古車業者は活力低下」 “Usia Kendaraan Dibatasi, Pengusaha Mobil Bekas Merana”

Seri-133(15Agus2019) Kompas. TVより(14Agus2019）　この様な制度は賢明な施策とは言えない。悪の温床の一部である車検制度や保守点検の徹底した実施、違反車両への罰則や廃棄の強化等がまずは優先されるべきであろう。　車両の大半を占める日系自動車のエンジン性能は点検保守をしていれば10年程度で劣化するはずがないのに。　今、目の前で排ガスをまき散らして走っている…

「デポックの川を1キロメートルの長さに渡り埋め尽くすゴミの山」 “Tumpukan Sampah Tutup Kali di Depok hingga Satu Kilometer”

Seri-132(14Agus2019) VIVA.newsより(10Agus2019）　川の上流、下流に居住する人達。立場が入れ替わってもこの事態は同じであろう。問題は道徳観の高揚がなければ、何年、いや何十年たっても変わらない。私が36年前に初めて赴任した時と現在、廃棄物の中身種類は変われどもその形態に何ら変わりはない事がそれを物語っている。 - tumpukan（堆積する） - a…

「プラスチックゴミの削減、DKIジャカルタ知事は犠牲祭用肉の包装に竹織製の弁当箱の使用を訴える」 “Kurangi Sampah Plastik, Anies Baswedan Imbau Gunakan Besek untuk Bungkus Daging Kurban”

Seri-130(13Agus2019) KOMPAS.TVより 11Agus2019 一時的にせよ、プラスチックゴミの削減に努力するのは大賛成。だが、日常的にもっと大量に消費されるPasar（市場）や引き売り(gerobak)には対応しないのかな〜。。。。。 - Besek（竹織製の弁当箱） - mengurangi（減らす、削減する） - sampah plastik（プラスチックゴ…

「停電に関して、オンブズマンはPLNへ説明を求める」 “Listrik Padam, Ombudsman Minta Penjelasan PLN”

Seri-129(12Agus2019) Kompas.TVより(08Agus2019）　TOPの首のすげ替えは余儀なしであろうし、又、形ばかりの一般社会への補償もされるかもしれないが金権と汚職にまみれているこの国営企業の体質改善は不可能であろうし、時が経てば無かった如く。。。いつもの事だ。インドネシア語で国営企業は、Badan Usaha Milik Negara (BUMN)、と称し覚え…

「2019年ハリラヤイドゥル・アドゥハ（犠牲祭）」 “Hari Raya Idul Adha 2019”

Seri-128(11Agus2019) 　本日は、ハリラヤイドゥル・アドゥハ（犠牲祭）について記述せざるを得ないだろう。　15年を越えて駐在をすると、様々な形態の犠牲祭経験があったが、基本的に期間中、イスラム社会における慈善（喜捨）が実践され、イスラム社会においては、このイドゥル・アドゥハ（犠牲祭）を通じても倫理的な実践、喜捨（五原則の4番目Zakat）が強く確認できたものだ。　この…

「停電に関して、PLNはインドネシアのオンブズマンに報告された」 “Listrik Padam, PLN Dilaporkan ke Ombudsman RI”

Seri-127(10Agus2019) Kompas.comより(08Agus2019）徹底的に膿だしが必須だが、まぁ〜無理ではあろうが。。。 - pasca(sesudah)（後、〜後） - Forum Advokat Muda Indonesia (FAMI)（インドネシア若手弁護士フォーラム） - PLN(Perseroan Listrik Negara）（国営電力会社） - …

「ジョコウィ、DKIに電気自動車ユーザーにインセンティブを与えるよう依頼、Aniesの弁は。。。」 “Jokowi Minta DKI Beri Insentif Pengguna Mobil Listrik, Ini Kata Anies”

Seri-126(09Agus2019) Kompas.comより(08Agus2019）自動車の排気ガス抑制の為に、電気自動車を推奨する意図が強く感じるが、こんなことが速やかに実現するとは考えられない。そんなことより、自動車税の未納、無車検車、正規STNKを保有しない車、無免許者等々を強烈に取り締まれば潜在違反自動車の台数が大幅に削減できるはずだ。日本の電気自動車の普及と比較し…

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