さんが書いた連載日本の歴史3の日記一覧

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吉宗が輸入した象はどうなったか

8代将軍吉宗と言えば? 象ですね ということで、今日は象の話題 ■■動物オタク■■ 四代将軍家綱のころ、オランダから『動物図鑑』が献上されていた 吉宗はこの本を見るのが大好きだった。 動物オタク 馬の品種改良をしてみたいなあ オランダ人に 西洋馬、輸入してくれない? 鳥も見たいわぁ 火食鳥、麝香猫、孔雀、駝鳥、七面鳥、鵞鳥、インコ、九官鳥などをつぎつぎに輸入した。 そして、いよいよ極…

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敵の西郷どんを神様として祀る?

人生に悩んだら「日本史」に聞こう、シリーズです。 ■■戊辰戦争■■ 幕末の戦争 新政府側は、薩摩藩や長州藩 幕府側は、会津藩や庄内藩 その内の、庄内藩は今の山形県ですが 南洲(なんしゅう)神社という神社があります。 南洲って、西郷隆盛の呼び名なんですよね いったいぜんたい何でそんな神社があるのか 言うまでもなく、庄内藩は負けた。 でも、三田にあった薩摩藩邸を焼き討ちにしたりして 新政府軍…

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[徳川名参謀]7 家継→間部詮房

徳川名参謀シリーズ 今回は、家継に対して間部詮房(まなべあきふさ) http://sskmszm.com/?p=4973 7代家継は、可哀想すぎる子供将軍 もぜひ読んでね ■■どんな人?■■ 間部詮房がどんな人だったか 色んな話を総合して 「人間的に魅力のあった人」 なんだろうと思う。 当時の様々な人間関係の中心にいた人だと思う 家宣との関係 新井白石との関係 家継との関係 月光院との関係…

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[徳川名参謀]6 家宣→新井白石。空気を読まない、学者一徹

徳川名参謀シリーズ 今回は、家宣(いえのぶ)に対する新井白石(あらいはくせき)になります。 http://sskmszm.com/?p=4924 6代家宣、たった3年 も見てみて下さいね ■■新井白石■■ 現代風に言うと、政治家や官僚じゃなく学者 小泉政権のときの竹中さんみたいなイメージかな 徳川15代の内でも、極めて特殊。 家宣じゃなければ100%あり得ない人事でしょうね 博識という点では群…

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[明治]野球は最初こんなだった

WBC盛り上がってますね ということで、野球の話題。 明治の野球はこんなだった! ■■明治の野球■■ アメリカでメジャーリーグが創設されたのは1871(明治4)年 日本に輸入されたのはいつだろう。 これがなんと、2年後なんです。 開成学校(東京大学の前身のひとつ)に赴任したアメリカ人教師が生徒たちに教えたのが始まり。 さあ、何て言われていたでしょう。 打球鬼ごっこ うん、可愛い。 瞬…

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[徳川名参謀]5 綱吉→柳沢吉保

徳川15代闇将軍シリーズです。 あの5代綱吉に対する名参謀になります http://sskmszm.com/?p=4869 マザコンの犬公方、綱吉も読んでね ■■柳沢吉保■■ 柳沢吉保(やなぎさわよしやす)が 側用人として登用されたのは 1688年の暮れも押し迫る頃 東山天皇の即位に合わせて元禄と改善されて間もなくの頃でした。 ■■側用人■■ 柳沢吉保を語るにおいては、側用人(そばようにん…

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[徳川名参謀]4 家綱→酒井忠清、下馬将軍の汚名返上。

徳川名参謀シリーズです。 前回、家光から家綱にかけて、保科正之をやっちゃいました。 闇将軍の本では実は、保科正之ではない 家綱に対しては、酒井忠清になります。 http://sskmszm.com/?p=4767" 4代、家綱は偉大なる左様せい様 もよろしくね ■■酒井忠清■■ なぜ酒井忠清になっているかには、理由があります。 家綱は、少年11歳で将軍になった左様せい様なので 色んな人が…

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[明治]日本初のミスコン優勝者ひどく泣く。その後は?

教科書には載っていない!明治の日本 という本を読みました。 文明開花大好き人間としてはたまらない本です。 色んな意外なエピソードが、いっぱい詰まっています ■■ミス・コンテスト■■ 今じゃ当たり前のミスコン。 明治にもあったんですね。 美人コンテストと広くとらえると 江戸時代にも存在している。 ただ、それは「クロウト」さん。 芸妓さん。 美しさは商売道具なので 美しさを競うという企画に…

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[徳川名参謀]4 家綱→保科正之、平和宣言

徳川名参謀シリーズ、保科正之の続きです。 ■■幕府へ■■ 家光38歳にして、ようやくお世継ぎに恵まれる。 ただ、お手柄、お蘭は産後の肥立ちが悪く 32歳で亡くなる。 産まれた竹千代(後の家綱)も、ずっと病弱。 発達障害となり、色々難しそうだなと。 気がかりでならない家光だったが 約10年後、自分も病に倒れてしまう。 何とか、家綱を誰かに補佐してもらいたい。 いよいよの時、正之を枕元に呼ん…

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[徳川名参謀]3 家光→隠し子、保科正之。ならぬものはならぬものです。

徳川名参謀シリーズ 闇将軍の本では、一人の将軍に対して一対一 だから、この人は入っていないんですが いやあ、入れなきゃまずいんじゃないでしょうか。 実際に名参謀としての役割を果たすのは 4代家綱になってからですので 2回に分けます。 まずは前半。 秀忠から家光の時の保科正之(ほしなまさゆき) ■■保科正之■■ 二代将軍秀忠は、怖い怖いお江与という奥さんがいます。 怖い奥さん? その言葉に反…

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[徳川名参謀]3家光→松平信綱

徳川名参謀シリーズ 3代家光も合わせて読んでね http://sskmszm.com/?p=4826 三代家光は男好き 家光の名参謀っていっぱいいすぎて迷うところですが 本では松平信綱(まつだいらのぶつな)となっています。 ■■松平信綱■■ 元々、信綱は大河内の姓。 将軍に会うことも出来ない。 松平正綱。 松平の中でもかなり格下で 真面目が取り柄で家康死後、ようやくギリギリ大名になった人物…

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パッとしなかった福沢諭吉

人生に悩んだら「日本史」に聞こう、シリーズです。 ■■福沢諭吉■■ 福沢諭吉は豊前中津藩の下級武士の次男で生まれました。 中津藩は10万石の小藩で 幕末の激動で特段パッとした働きをするわけでもありません。 もし諭吉が、薩摩や長州に生まれていたら どんなにも ん? そうだろうか ■■本■■ 人生に悩んだら「日本史」に聞こう、という本は 面白い視点の歴史書です。 人生で迷いが生じたときに …

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[徳川名参謀]2秀忠→天海は化け物。

徳川名参謀シリーズ、第二弾 ここからは、よろしければ、徳川15代将軍シリーズも読み返しながらだと とても嬉しいです。 http://sskmszm.com/?p=4780 ■■天海■■ あれ?天海?あの? はい。 お坊さんではありながら、影響力は、まあ絶大。 外部ブレーンと言うのかな 豊臣秀吉に対する千利休みたいな事でしょうか。 しかも、超長生きなので、家康、秀忠、家光の3代に影響を与えま…

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明治維新前年に、パリ万博に出展

以前、徳川慶喜シリーズのとき 慶應3年に幕府が出品した、パリ万博の話にちょこっと触れました。 あとでまた、と言っておきながら放ったらかしで失礼しました。 ■■パリ万博出展■■ パリ万博と言えばエッフェル塔が有名ですが 残念ながらその時のパリ万博ではありません。 慶應3年と言えば、徳川幕府も瀕死の状態。 よくもまあ、そんなグッチャグチャの時にパリ万博に出展しましたね。 ある意味えらいっ 開国…

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[徳川名参謀]1家康→本多正信

徳川十五代闇将軍、という本を読みました。 徳川15代将軍シリーズを以前やりましたが 感じたのは、 一部の吉宗とかを除いては 実質政治を動かしていたのは、 参謀としての老中だったりだなあという事実。 それは、悪いことではないし かといって、将軍の個性が時代に反映しなかったかというと 決してそうではない。 お飾りではない。 ただ、将軍以上に世の中を動かしていた人たちがいたということ。 原則、…

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ちょうちん屋が黒船を作っちゃった

人生に悩んだら日本史に聞こうシリーズです。 ■■黒船来航■■ ペリー来航。日本中で上へ下への大騒ぎ。 大体の人は、度肝抜かれて、ひっくり返った。 でも、3人は、こんな風に考えた。 すごいけど、作れそう。 作っちゃおうかな。 薩摩藩主 島津斉彬(しまづなりあきら) 肥前佐賀藩主 鍋島閑叟(なべしまかんそう) 伊予宇和島藩主 伊達宗城(だてむねなり) 薩摩と佐賀は分かります。 洋学もさかん…

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伊能忠敬の、隠居後の第二の人生は?(続き)

■■地図作り■■ いよいよ地図作りです。 伊能忠敬55歳でのスタート。 忠敬の一歩は69cm 訓練して、そうした。 体調が良いときも悪いときも69cmってかなりすごいです。 3年で、東日本を踏覇 作成した地図を元に、距離を計算。 師匠の高橋至時も、並行して、文献を探し回る 至時が見つけた、オランダの本。 忠敬が弾き出した地球の外周 ピッタリ一致の約4万km 二人は歓喜に包まれ、抱き合っ…

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伊能忠敬の、隠居後の第二の人生は?

人生に悩んだら日本史に聞こう、シリーズの第二弾です。 伊能忠敬(いのうただたか) 日本人なら知らない人はいないでしょう。地図を作った人。 ウォーキング好きの私としては、ウォーキングの神様として崇めたてまつっています。 ■■浮気疑惑■■ どうも怪しい。 毎日、夜になるとこっそりと家を抜け出していく。 妻、ノブは、思い悩んだ末、やっぱりつけて行きます。 忠敬は野原でゴロンと横たわる。 誰か…

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人生に悩んだら、日本史に聞こう

人生に悩んだら「日本史」に聞こう、という本を読みました。 白駒妃登美(しらこまひとみ)さんと、ひすいこたろうさんによるものです。 ほっこりできる良い本でした。 日本史に登場する色んな人がどういう考えをして、どう生きてきたのか 我々はそこから何を学んだら良いんだろうか そういう本って、説教じみているのかと思いきや 全然そういうところがありませんでした。 もちろん、一つの歴史的事実は、色んな…

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ええじゃないかは、なんじゃろか

60年周期で江戸時代に3回おきたおかげまいりの話はしました 今日は、その変化形、ええじゃないかです ■■ええじゃないか■■ ええじゃないかは、慶応3年(1867年)8月から12月にかけて、 近畿、四国、東海地方などで発生した おかげまいりのように、集団的狂乱が起きるわけですが おかげまいりと、ええじゃないかは名前が違うように いくつかの点が違っています。 ■■お伊勢参りではない■■ おふ…