さんが書いた連載森に暮らすの日記一覧

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珍鳥(?)現る! 

この鳥の名前は何でしょう?。 足の長さと嘴の長い事で、何となくシギ類ではと想像しました。 写真を撮ったのは、JR鉄道最高地点(標高は1375m)より高い高原野菜畑の中。背景の野菜は秋に出荷される白菜です。 図鑑を繰ってみましたが判りません。やむを得ず鳥に詳しい方に聞いてみたら「イソシギ」とのこと。 何故絞り込めなかったか、図鑑を調べ直したら   ① 使われている図版が、写真のものと合致…

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ノビタキは冬羽に衣替え

連日雨模様。雨の合間に高原を一回りした。 草原は緑の絨毯に様変わり。八月に牧草を刈り取った後、新芽が伸びたもの。 1年に一回の牧草の収穫で採算が合うのか?。 気温は14,5℃~24,5℃、平地の4月ごろの気候。 武蔵野台地では、冬鳥が去り、夏鳥が飛来する狭間の気候。 8月中旬まで目にしていた野鳥が急にいなくなった。里へ降りて行ったのかも知れない。 ノビタキも完全に冬羽に衣替えしていた…

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八月と共に、夏去りぬ!

八月と共に高原の夏も終わってしまった。 自然の中で暮らしていると、目にする自然の移り変わりに鋭敏になる。 ここ二、三日キノコを目にする事が多くなった。 一枚目はウスタケだと思う。ロートのように真ん中が凹んでいて、見るからに危なかそう。 二枚目はホテイシメジ(?)らしく見える。 ホテイシメジは食用キノコだがアルコールと一緒に食すると急性アルコール中毒を引き起こすらしい。 永年高原で暮らし…

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野菜のブランド化は必要か?

久しぶりに人里に降りて行った。 標高の700m付近。往復20km、標高差700m、コスモスが咲き始めて、稲穂が波打ち豊かな実りを感じさせる風景の中で、野菜を仕入れる。 7,8個入ったトマトが110円。料理好きな女房は、4袋も買い込む。東京では、トマトが高すぎて、イタリア製の缶詰で我慢している反動とのこと。甘ーいトウモロコシが110円。 都会では、農産物のブランド化で、トマトもナスも小さな段…

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異常に早い秋の訪れ! ひと月早い

先日から、八ケ岳高原はもう秋の気配が濃いと書いているが、今日の散歩で異常とも思える秋の物を目にした。 その一つが、秋のカラマツ林の風物詩とも言えるハナイグチが出ていた。 一本なら変わり物で済ませるが、3本も出ていた。ひと月早い。 ふたつ目が、ナナカマドの実が色づいていた。ナナカマドの色づく時期は正確には知らないが、ヤマブドウの色づくころとすれば、これもひと月早い。 自然界でひと月早く物事…

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タラノキの花が真っ盛り

私の部屋の窓からタラノキの花が目の前に見える。 樹木系の山菜の王者として、私はタラノキを挙げたい。 タラノキが山菜の王者として親しまれるのは、いたるところで目にすることができるからだと思う。 絶対的な本数が多いのは、小鳥がタラノキの果実を食べて、種を広範囲にまき散らすためだ。 身近に親しまれるタラノキだが、花を目にすることは稀だと思う。 タラノキは8月頃、枝先に大きな花序をつける。 高原…

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キクイモの見分け方

キクイモが一斉に咲きだした。 キクイモは菊のような花をつけ、芋ができることが和名になったらしい。 ヒマワリの仲間で、一時八ケ岳周辺に多いといわれ、イヌリンを含むため健康食品として乱掘されたらしい。 今では八ケ岳周辺で野生のキクイモを見つけるのは不可能に近い。キクイモに近い植物に、キクイモモドキとイヌキクイモがある。 (更に範囲を広げるとルドベキアやオオハンゴンソウなどの方が良く目につ) …

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紅葉がはじまり、秋の実りを憂う

短期間の東京滞在は老いの身には結構応える。 もっとも影響するのは、気温の差。 東京の4月初旬の気候から真夏への変化は10℃以上の気温変化が伴う。 幾ら空調があっても万全ではない。 コロナを避けるため、車を離れるのはトイレ休憩のみ。 下りの談合坂サービスエリアの混雑ぶりにびっくりした。これではコロナの猛威は収まらないのもやむを得ないかも・・・・・。 八ケ岳南麓は、相変わらず、雨模様。2…

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用事で帰京

用事で短期帰京。 健康診断の結果の確認、今月末が〆切りの用事などを慌ただしく済ます。 続いて散髪。頭の毛も薄くなってきたが整髪には拘りがある。 その一つがバリカンは絶対に嫌ダ!。理由は、幼年期のバリカンの記憶にある。 二つ目は、美容師もダメ。美容師系(カット専門店は美容師系がほとんど)は、幾ら言っても、上から下まで剃り上げる髪型にしてしまう。 今贔屓にしている親父が言うには、理容師(=…

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雨の日は、写真の整理 雨の中で羽ばたく♂のノビタキ

連日の雨。八月のこの時期の雨は秋の果物、特にブドウにとってぱ最悪とのこと。 美味しいブドウのためも天候の回復を祈るばかりです。 7、8月に撮った写真の整理に着手。 鳥を撮りだしてから、連写を多用するので撮る写真の量が半端でない。 ディスク効率を考えて、その日撮った写真はCディスクの作業域に一時保管して次のような作業をするようにしている。 その日撮った写真は、鳥ごとにフォルダーを作成して…

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日向の花と日蔭の花

雨は止んでいるが、鈍よりとした高曇り。 レンゲショウマよりも日蔭を好むのがミヤマモズジリ。 植物を勉強しだしたころ、高原の花は何でも「ミヤマ」が付けば珍しい花に会えたと喜んだものだ。下のモジズリは、芝生で目にする「ネジバナ」の別称。 ミヤマモズジリは亜高山帯に咲く野生ラン、その年の天候に左右されるのか、このあたりでは中々目にしない小さな、小さなラン。 苔むした庭石の上に咲いていた。 「…

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豪雨も峠を越し、晩夏の花が咲く

数日続いた豪雨もどうやら峠を越したようだ。 冷気が襲ってきたようで、気温は16℃まで下がった。 30年間で経験したことがないような豪雨だった。早速、周辺の様子を見て回った。 この辺りは原生林の緩い傾斜地、こんな時こそ出水状況を確認して防災に努めることが肝要。 幸い、大きな障害は見つからなかった。 途中目にしたのがレンゲショウマ。この花は薄暗い場所を好み、疎らに花をつける。 しかも、その…

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ノビタキのオスです

ノビタキは高原の夏鳥。オスは頭が真っ黒で有名です。 真っ黒なオスの姿が見られるのは夏毛の間だけ。 秋の渡りには冬毛になるので、見るなら夏の間にどうぞ。 昔は沢山見られたが最近は減ってしまったと聞いています。

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夏の終わりに、クロツグミの声を聞く

今日は朝から雨。冷えるので長袖を着たが、余りの寒さ(?)に温度計をみたら18℃。慌てて下着を一枚追加した。 八ケ岳南麓の夏はこれでお終い。僅か10日ほどの形ばかりの短い夏だった。 昨日、雨の降る前1時間ほど自転車で散歩していた時のこと。 大きな鳥が視野を横切った。何だろうと思っていたら大きな鳴き声がしてきた。 「キョツ、キョツ、ピリー」と私には聞こえたが、清んだ声。 早速自転車を止めて…

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簡易版お新香を作る

私のポリシーのひとつに「At your own risk」がある。 砂糖絶ちして13年経つ。と言って気難しいことを言うつもりはない。自分の意志で、砂糖を使わないだけのこと。 例外のひとつがお新香づくり。 高原野菜の産地に暮らしているので、新鮮な野菜がビックリする値段で大量に手に入る。 作り方は、  ①ダイコン 1/4本、キュウリ 1本、ナス 2個を食べやすい大きさに切る  ②大き目のタッ…

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手動薪割り機のオイル漏れ 修理部品が見つかった

5年間使った手動の薪割り機がついにオイル漏れして、薪が割れなくなった。 寿命かと思ったが、ネットを調べたら修理可能な記事が載っていた。しかし、オイルシールの入手方法、シールの規格情報とかが不十分で壁に突き当たってしまった。 思い余って、通販の購入履歴から、販売元にメールしたら、すぐに返事がきた。 大手の通販とは別にその会社のネットショップで、消耗品のキットとして販売しているとのこと。 オ…

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雨の合間にみた高原の夏の野草

台風の影響で一日中雨の予想。 毎日散歩していると、外に出れないと思うと無性に外に出たくなった。 昼食後、陽が差しだしたので、散歩に出かけた。 雨模様だと小鳥の声が極端に少なくなる。足を伸ばして渓流沿いの散歩路まで言って見た。 沢山の花をつけたフシグロセンノウを見つけた。濃緑色の夏草の中の鮮やかな紅花、とても野草とは思えない。 台風といえば秋、秋の七草のひとつオミナエシも咲いていた。オミナ…

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八ヶ岳 夏の夕焼け

8月5日、夕飯を終えて居間でくつろいでいると家族が夕焼けが綺麗と騒いでいる。 部屋の窓から駒ヶ岳を見ると濃い夕焼けに染まっている。面倒なので適当に「本当だネ!」と相槌を打ったら、外へ来いとの再度のお呼び。 デッキへ出たら駒ヶ岳から八ヶ岳方向まで全面180度が朱に染まっている。 カラマツが邪魔しているが確かに南から北まで180度の夕焼けの大パノラマ。 至急カメラを持って展望の開けた所へ車を…

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カザグルマが咲いた

数年まえからカザグルマを育てている。昨年末に、支柱を建てたら効果てきめん。沢山の花をつけてくれた。 早速、女房が反応した。このままではカザグルマが可哀そう。きちんとしたアーチにで育ててあげたい・・・・。 即決で通販でアーチを発注したら翌々日にはもう届いた。組み立てもごく簡単。 カザグルマは、日本固有種で、花弁が8枚。奈良県には自生地が天然記念物指定になっているらしい。近縁のテッセンは中国原産で、…

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見ごろを迎えた八ヶ岳南麓特有の花たち

 八ヶ岳南麓の入梅の時期は、春の真っ盛り。標高が高いので平地の4月中旬の気候です。室温が20度、屋外が12度くらい。炬燵は必需品。  梅雨に付き物の湿気は無縁の世界。軽井沢の友人が湿気の低いことに驚いていたくらい。  そんな気候があっているのがクリンソウ。原生林の中に開けた湿地に野生のクリンソウの群落がある。 柔らかい新緑の原生林をバックに、鮮やかな紅紫色の花をつけたクリンソウ。人の目に触れな…