アップル社創業者のスティーブ・ジョブズ氏の名言 　　　　「stay hungry stay foolish」 　　「ハングリーであれ　愚か者であれ！」 　56歳の若さで亡くなった彼は、2005年6月12日、アメリカのスタンフォード大学の卒業式に同席。そのときのスピーチの最後頃に出てくる言葉 　　青年時代には大学を中退、ヒッピー文化に陶酔していたといわれる　 　　その彼のスピーチは…

　　感染拡大を防ぐため、意図的に人と人との物理的距離を保つこと・・・ 　　　　易しくいえば　常に人との距離を置くこと 　　ソーシャルディスタンスを求められるようになって久しい 　 　 　　その距離が仕切り板であり、手袋でありと 　互いの手が触れ合うことも互いの温もりを感じることもなくなった 　この仕切りの存在が厄介である 　仕切り板の向こうでマスクやフェイスガードをした人の声がきこえな…

　散り急ぐ＜紅＞や＜黄＞の葉が風に舞う 　　　 　　　　初瀬の寺の仁王門をはいると 　　　　　早朝の伽藍に静寂が沁みわたっていた 　　　登廊の吊り行灯にはまだ灯りが灯っていた 　　　その仄かな灯りの温もりのなかを 　　　黄色い衣の修行僧が二人並んで石段をおりてきた 　　　勤行を終えて僧房に帰るのだろうか 　　　彼らの朝ははやい！！ 　　　修行僧の姿が消えるのを待ち 　　いつものところ…

　　ことし88歳を迎えるという　女優の草笛光子さん 　最近主演？の映画の中でのセリフ 　　「人間、わがままに生きた方が勝ちよ」 　映画のなかでのセリフでありながら 　　彼女自身の言葉でもある 　それはおひとりさまで暮らす女性へのメッセージ？ 　否　すべての女性へのエールなのかもしれない 　彼女は 　言いたいことをズバリという人らしいが 　「うん！なっとく！」と相手はうなずく 　そこには…

　 　　「一所不在」とは 　　一か所に長くとどまらず、居所を定めずに旅をする 　　また　行脚僧などの境遇を意味する 　　この言葉を身上とし 　　常に新たな感動を求めて表現を追求し 　　 　　100歳まで生きた　画家　堀文子の言葉 　　「群れない 　慣れない　頼らない」は 　　　　自分の道を思うがままに歩み続け 　　　　　停滞することなく好奇心の赴くまま 　　　　　常に新しいものに…

　　シャカは誕生した時7歩あるき 　　「天上天下唯我独尊」と言ったと伝えられている 「この世界に生きる人々は誰一人として尊いものである」 これは伝説として語り継がれている有名なエピソードではあり、 　釈迦という存在が神格化されている逸話といえるでしょう。 　　 　唯我独尊（ゆいがどくそん） 　　本来 「人間はみな尊いたった一つの存在である」という意味であるが 　今では　「自分だけが優れて…

　　　黙ってじっくりと深く物事を考え込むこと 　　「沈思」は深く考える意　「黙考」は黙って考える意 　四文字熟語には何らかの逸話から生じた言葉も多くありますが、 　　沈思黙考の場合、そういった由来は特に明らかになっていないようで 単純に文字通りの意味をあらわし、それが語源となっている？　 　沈思黙考 　　言葉の表現　表記にもあまり使うことは少ないのですが 　　なんとなく気になる言葉で…

　 　　　天網恢恢疎にして漏らさず」ともいう 　　 　　 　　天が悪人を捉えるために張る網は広く大きくて 　　　　その目が粗いようだが決して取り逃がすことはない 　　あるいは 　　人がつくった細かい法の網の目を巧みに潜り抜け悪いことをする者もいるが、 　　長い目で見れば悪事には早晩必ず天罰が下される 　　「天罰てきめん」「悪事をすると必ず罰を受ける」 　　　人為によらず、 　　　　　宇宙…

　　　鮎は瀬につく　 　　　　鳥は木にとまる 　　　　　　　人は情けの下に住む 　　　　　　　　　　　　山家鳥虫歌（近世の民謡集） 　　　 鮎は浅瀬に、鳥は木の上に住みやすいように 　　　人は情のある所に集まり 　　　そういうところは住みよいと言う歌意 　　　この「情け」は 　　　広く親子・夫婦・師弟・男女・友人間の愛情を指す人情一般のこと 　　　近世歌謡から現行民謡に至るまで広く流…

　痒いところに手が届かないように、はがゆくもどかしいこと 　思うようにいかず、じれったいこと 　物事の核心や急所に触れず、もどかしいこと 　靴を隔てて痒いところをかく意から 　このところ 　うん　あれ　あれよね！ 　あれなんだけど・・・ 　え～～と　なんだっけ？ 　文章を書くとき　あるいは人と話すとき 　思い通りに言葉が出ないことが多くなった 　勿論人の名前も 　人は度忘れと言うが・…