「花吹雪」の日記一覧

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雪に似て花吹雪舞う通りかな

   「アロマ」の句    黄水仙咲き散歩する春の路  木隠れに菜の花咲いて黄の盛り  チューリップ塀の傍ら赤に黄と  罌粟咲いて可愛葱坊主畑にあり  葱坊主二畝にびっしり整列す  郷里の八幡宮に桜咲く  若葉と桜美し八幡宮  城下町四月四日の花吹雪  椿咲く道に流れる花吹雪  雪に似て花吹雪舞う通りかな  寄せ植えのマ…

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花弁のふわりと浮いて一二枚 

 花吹雪ピアニッシモに打ち震へ  泉田秋硯  仰ぎても振り返りても花吹雪 木内美保子  花吹雪その中歩む女の子  アロマ  うっぷんを舞い上げ空は花吹雪  鈴木国子  日を浴びて風のかたちの花吹雪  尾辻のり子  ひとたびは空へ渦なし花吹雪 安達風越  国宝の塔傾けて花吹雪 中村龍徳  噴水の遠くかがやき花吹雪  今瀬剛一  醍醐寺の参道に…

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別れの桜吹雪

 毎年のように繰り返される桜にまつわるドラマ。 この間人々は「今日は咲いたか」「明日は散るか」と そわそわして過ごす。 なぜか一度は桜を見にいかないと心が攻め立てられて いるようだけど、これもまたほんのりと心を染める 心地いい春の焦りのような気がする。 私にとっての花見の思い出がいくつかある。 それらは不思議と満開の桜のオーラよりも、散り際や 残る桜…花筏のような‥を眺めた想い出が多い。 ……

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何処からか金木犀匂う日々

 何処へ行かう落花名残の風あをみ  林翔 和紙  何処かで小競り合い風に吾亦紅  大西 節  袷着て隣の女房何処へやら  小林李坪  何処からが晩年甘納豆と冬日  鈴木鷹夫 春の門  何処へと聞かれ暫し考える人  アロマ  何処からか出て来て並ぶ小鴨かな  成田蒼虬  何処そこのせんさく無用遠柳  桜井梅室  何処にか秋の声ありふりかへる  高浜年尾  空灼くる何処かに蝉の天…

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千本桜

川に沿って桜の大木が続いています。 千本桜と呼ばれています。 桜は満開を過ぎて、散り始めたところでした。 ひらひらと舞い落ちる桜の花びらは、川面も道も淡いピンクに染めます。 桜の花びらの舞う中を歩く幸せを感じました。

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吉野桜 ここも開花は早かった  2021.4.5

例年欠かさず行きたい場所が数か所あります 上高地・八方尾根・白馬五竜・栂池であったりそしてここ吉野の桜ets 季節を変え自分なりの好きな構図でシャッター切るのが好きです 年々花の咲き時・紅葉の見ごろは変化し過去の実績はもはや参考でしかありません 吉野まで遠いので事前に計画 昨年は電車で行きましたがさすがに疲れました 今年はマイカー4人で計画 時間設定がよかったので往復8時間のところ7時間に…

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花吹雪古都の情緒に浸りつつ

 夢のはじめも夢のをはりも花吹雪  渡辺恭子  夢覚めて夢のつづきの花吹雪  橋本榮治 越在  今昔のいろ淡墨に花吹雪  伊藤敬子  地に憂ひあれば空ゆく花吹雪  桂信子  束の間の風よりかろき花吹雪  仁科文男  海はすぐ冷ゆる日暮の花吹雪  中拓夫  花吹雪古都の情緒に浸りつつ  アロマ  目を開けて居られぬほどに花吹雪  品川鈴子  花吹雪一楽章の通り過ぎ  三好潤子 …

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遠景に紅濃き彼岸桜かな

 生憎や降り込められし花の宴  鎌倉喜久恵  外つ国の花人増ゆる京の寺  竹内悦子  かんばせをすつとすぎたる花の影  吉弘恭子  湖の飛花ティンカーベルを肩に乗せ  関根誠子  嫋やかな桜吹雪の中を行く  アロマ  花吹雪地をももいろにころがして  竹内悦子  残暑中台風地震矢継ぎばや  牧原佳代子  蝉の穴まづ歪みては地震来たる  坊城俊樹  桜餅地震くぐり…

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侍の ごとき最期や 花吹雪

桜の散りようは、美しくもあり、悲しくもある 日本人の美意識の根底にある風景の1つだと思う 江戸時代の書に『葉隠』がある 君主への君子のあり方を説いた、侍、武士道の指南書だ その中の有名な言葉に、武士道というは、死ぬことと見つけたりがある 主君への忠誠は、命を賭したものというもの まあ、今の世には、過ぎる忠誠心であり、受け入れ難いほどの心がけだと思う もちろん僕も、自由や平等を大…

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しだれ梅

すずめがたくさん来て しだれ梅の上の方だけ つぼみが落ちてしまい みすぼらしい木ですが 今日の雨と 強風で より一層 花びらが 舞い散るようになりました。

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イヤリング瑠璃の煌めく花吹雪

 桜前線父母を経て来りけり  正木ゆう子  坊泊りして桜前線待ち伏せす  東野礼子  旅先に出会う桜満開の日 アロマ  病棟をさくら前線抜けにけり  羽成 翔  夜想曲さくら前線まだ遠し  鍵和田釉子 未来図  桜前線雨の間に通過せり  右城暮石 散歩圏  我が家を桜前線いつ過ぎし  右城暮石 一芸  舟磨くやうに琴拭くさくらの夜  高橋さえ子  浴びるとは桜三里の花行脚 …

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チューリップ咲いたよ

咲いたチューリップも寂しそう。 桜も花吹雪。 ウキウキ春がこんな事に。 本当に終わる日が来るのかな。 人間が勝つか、ウイルスが勝つか。 怖い

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もう名残の桜になりますね。

もう盛りは過ぎたかな?と思う昨日でした。桜の花のピンクが白に変わっていました。後は散りゆく桜の美しさを目に収める時期となりました。時はやはり移ろい易いものだと感じます。

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花茣蓙に桜吹雪の降りかかる

 びつしりのスケジュール表花吹雪  影島智子  まなうらに夜もやまざる花吹雪  関口ふさの  三人子に八人の孫花吹雪  猿橋統流子  地続きに寺と学園花吹雪く  加藤耕子  坂町の片側塀や花吹雪  西山泊雲 泊雲句集  花吹雪路上を流れ春行かん  アロマ  道に敷く花吹雪とはなりにけり  阿波野青畝  遠くには別の風あり花吹雪  水野あき子  音たてて絵馬の打ち合ふ花吹雪  …

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『日々の俳句』花吹雪

✦ 現し世の幽玄夢幻花吹雪      闌音 現し世(うつしよ)=この世 ✧落花の舞の中に滅びるものの美しさを見る。

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朧夜の桜の花に佇んで

    「アロマ」の句  琴の音の長閑に響く料理屋で  雨催い鶯鳴いて幼声  清流に鯉の泳いで津和野かな  春の旅屋上露天の桜かな  花吹雪路上を流れ城下町  角館枝垂桜が咲き残り  数尾の旬の飯蛸茹でて美味  春雨に仄か紅の傘差して  朧夜の桜の花に佇んで    「夏目漱石」の句  汽車去つて稲の波うつ畑かな  大藪や数を尽して蜻蛉とぶ  はらはらとせう事なし…

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一枚の絵に魂が揺らめいて

 あこがれのたましひ宿れ山桜  佐藤鬼房  かたつむりたましひ星にもらひけり  成瀬櫻桃子  かなかなの木はたましいの集まる木  秋場久雄  こなごなにたましひありて山椒の芽  齋藤玄 『無畔』  しもやけのたましい梅のくるい咲き  穴井太 ゆうひ領  たとふればたましひのいろ秋の蝶  加藤耕子  魂の優しい形撓ませて アロマ   一枚の絵に魂の揺らめいて アロマ  落葉ふりつ…