「海水魚」の日記一覧

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観賞魚・・・第168作キビレマツカサ

見た目が美しいので観賞魚として人気がありますが、沖縄以外ではあまり食用にはしません。 でもある本によると、お刺身に作ると大変美味しいとか。 水族館にもあまりいなくて、飼育が難しいのかも。 伊豆半島以南の太平洋側のやや深い海にいて、群れを作っています。全長は20-25cmくらいです。 この絵は背景のあるほうが良いようです。 背景つきと背景ナシ、実物写真は幼魚ですがネットから借用しました。 …

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かまぼこの材料・・・第167作イシモチ

青森以南の日本中で漁獲され、40cm位になります。 関東ではイシモチ、関西ではグチと呼ばれますが、異なる種という人もいて、よく判りません。 水揚げするとグーグーと愚痴を言ってるように泣く事からこの名がついたとか。 高級かまぼこや練り製品の材料にされますが、町の魚屋でもよくみかけます。刺身は非常に美味ですが、脚の速い魚(すぐ傷む)で現地で無いと無理とか。 この絵は背景のあるほうが良いようです。…

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観賞魚・・・第166作クギベラ

九州から沖縄にかけての南日本の岩礁地帯、浅瀬に見られ大きいもので20cmくらい。 それほど貴種ではなく、大抵の水族館の亜熱帯水槽で見られます。 このお魚はオスとメスでかなり色柄が異なり、これはオスを描きました。 大きさはメスが一回り小さい。 メスは茶色がかったグレーにこげ茶の斑点があります。 主に観賞魚として扱われ、あまり食用にはしないようです。 特徴のあるお魚は、描けばそれらしく見…

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愛嬌・・・第165作メダイ

大きな目で愛嬌のあるメダイですが、実物それも生きている姿を見る機会は、意外に少ないのです。 北海道以南の太平洋側に多いのですが、関東に多く関西では少ないようであまり見かけません。 水深50-60m位のやや深い海にいます。大きさは60cmくらいになります。 ごくありふれたお惣菜魚で、切り身で売られていることが多いようです。塩焼きや煮魚が美味いそうですが、新鮮なお刺身は絶品とか。 か…

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オシャレ・・・第164作コロダイ

南日本の岩礁地帯の浅海にいて、40cmくらいになります。 白地に赤褐色の斑紋がオシャレで、成長するにつけ色が変ります。これは青年期でしょうか。 今回は素直に描きました。 関西の料理屋でよく出されますが、あまり量は多くないそうです。白身の上品な味で、料理を選びません。 お造りはもちろん、煮魚、焼き魚にも適しますが癖の無い味なので、濃い目の味付けが美味しいとか。 写真は;- 背景…

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赤くない・・・第163作アカククリ

ツバメウオに似ていますがやや大きく、50cmくらいになります。どうしてこの名前がついたのか判りません。 沖縄など南日本で多く、獲れる量は少ないですが味もなかなかのものとか。 那覇の割烹でお刺身の盛り合わせで、魚の名前を尋ねたら何か地方名で教わったような気がします。 割合気に入った作品に仕上がりました。 この絵は背景のあるほうが良いような気がします。 写真は出来たばかりの完成品で;- …

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クマどり・・・第162作トラギス

歌舞伎役者のようなクマどりがいかめしいのですが、 胸鰭を手のように立てて岩の上にちょこんと座って?いる姿は愛嬌があります。 大きくても30cmくらい。 キスの仲間ですが、シロギスのスマートさとは大違い。 外形は同じですが、色がらは個体によって違うようです。 南日本の浅い海に住んでいます。 食用にする地方もあるそうですが、開いて一夜干にすると旨いとか。 どこというところは無いのですが…

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涼味・・・第161作コクテンカタギ

南日本の岩礁地帯水深20m位に群れを成して、大きくても20cmくらい。 飼育しやすいのか、観賞用熱帯海水魚として人気があります。かなり誇張して描いていますが、涼味を感じて頂けるでしょうか。 連日”危険な暑さ”だそうですが、いくらかでも涼しくなればと、今月のお魚は熱帯魚にしました。 写真は参考にしますが、見てきた記憶(サンシャイン水族館)を元に、自分の絵にしました。 派手な色柄は描きさ…

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カッコいい・・・第160作 クロダイ

ほぼ日本中の、主に太平洋側の浅い湾岸や汽水域に生息し、磯釣りの好対象です。 若魚のうちは体側にイシダイに似た横じまがありますが、成魚になると消えます。 性転換することで知られ、生まれたときはすべて雄だそうです。40-50cmくらいでしょうか。 漁獲量が多いので価格は安いのですが、味は大変よく特に刺身は絶品です。雑食性で小魚、甲殻類から海草まで何でも食べます。 近年海流のせいか東京湾で…

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オシャレ・・・第159作シマコショウダイ

派手な縦じま(お魚は頭から尻尾に走るのが縦じまです)がオシャレな感じです。 40cmくらいで、沖縄では普通のお惣菜魚ですが、漁獲量の多いムスジコショウダイとの違いはよくわかりません。 シマコショウダイは臆病で神経質だそうですが、ムスジコショウダイはダイバーになついてくれるそうです。 沖縄那覇国際空港の大水槽で出迎えてくれます。 実は第152作でも描きました。昨年(2022)11月30…

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ソックリさん・・・第158作 ユメイロモドキ

ご本家のウメイロにそっくりで、私には見分けはつきません。 学術的には種が異なる(ウメイロはフエダイ科でウメイロモドキはタカサゴ科)そうですが、沖縄ではどちらもグルクンと呼ばれ、ごく普通のお惣菜魚です。沖縄県の県魚に指定されています。 那覇国際空港の大水槽で出迎えてくれます。 全長30cm前後で、味は鯵と鰯の中間くらい。 第119作でウメイロを描きましたが、今回は異なる角度と描き方で描いて…

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味は極上・・・第157作ヒラマサ

ブリ、カンパチ、ヒラマサを青魚御三家と言いますが、その最上位がこのヒラマサ。 平政とも書きますがヒラマサが一般的です。 刺身を始め、どう料理しても美味しい。 東北以南の太平洋側の磯に棲み、磯釣り人の憧れの的。 大きいもので1.5m位になり、飼育の難しい魚で水族館にもめったにいません。 養殖も難しいらしく、高価です。 今回は写真ぽくならないように描きました。 この絵は背景のある方が良…

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ソックリさん・・・第156作アブラボウズ

水深200‐500mの深海に棲む大型魚で、大きいもので2m近くになります。北海道から紀伊半島までの太平洋側で獲れ、日本海側にはあまりいません。 まだら模様は成魚までで、老成魚になると消え黒褐色となります。脂分が強く、味は超高級魚クエに似ているとか。 少しカッコよく描き過ぎたかもしれません。 第153作でクエを描きましたが、クエより大きくなります。 ただ味も見かけも、端正なクエに比べて…

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日記のやうなもの・・・恋魚

その1 マトウダイ パソコンでお魚の絵を描いているが、アタシが勝手に恋人ならぬ恋魚にしている海水魚がある。 マトウダイだ。 原則同じお魚は描かないが、この魚だけは初期の第11作と第86作で描いた。(第155作と第124作は間違い) トボけていて愛嬌のある顔だが、そして日本ではあまりなじみがないが、フランスではポピュラーな高級魚だ。 味は淡白で、いろいろな味付けになじみやすい。 漁…

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ボケた?・・・第155作シチセンベラ

大きいもので40㎝位になります。 雑食性ですが、鋭い青い歯で甲殻類や貝なども食べます。 観賞魚として人気がありますが、沖縄では食用にもするようです。あまり美味しくは無いとか。 派手な色柄は、描くとそれらしくは見えます。 第124作でも同じお魚を描いていました。ボケたかな? 製作途中(彩色-2=輪郭線を消し、削って画像を整える)の段階になって、やっと気が付いた。 仕方ないので、その…

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小ぶり・・・第154作 ニジハタ

大きいものが多いハタの仲間では小ぶりで、大きいもので30㎝位。 小笠原諸島や鹿児島、沖縄で獲れ、葛西臨海水族園では亜熱帯水槽にいました。 写真を参考にしましたが、実物はもう少し怖い顔で、優しく描き過ぎたかもしれません。 食用にしますが、魚肉がやや水っぽいので、濃い味付けの料理が良いそうです。 新鮮なものは刺身もイケます。 尾びれの模様が特徴で、名前の由来だとか。 赤いお魚は年…

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究極の美味・・・第153作 クエ

高級魚で魚屋に並ぶことはまずありません。 高級料亭に直行で、どう料理しても美味だそうです。 養殖も試みられているようですが、神経質なお魚で難しいようです。大きくなるお魚で、1.5m位になります。 和歌山県のある料亭では、クエ鍋を含むフルコースは1人前2万円とか。 まだら模様は老成魚になると消えます。写真を参考に壮年期?位を描きました。 大きくなると貫禄がありますが、少し優しく描き過…

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派手な柄・・・第152作シマコショウダイ

種類の多いコショウダイですが、何度も描いています。 色柄が派手なので、描きさえすればそれらしくは見えますが。良く似た種類でムスジコショウダイというのがいますが、どう違うのか良く判りません。 大きいもので50㎝位になり、沖縄那覇空港の大水槽で出迎えてくれます。 沖縄では食用にもするようです。味はマァマァとか。 沖縄で魚屋をのぞくと、カラフルなものが多くギョッとさせられます。 写真は;…

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飛翔中・・・第151作 トビウオ

飼育が難しいのか、水族館にもまずいません。 ましてや飛翔中を見ることは、一般人にはまず無理。 写真を参考に描きましたが、進むにつれて気に入らなくなりました。街の魚屋ではよく見かけるのですが、生きているのを見る事は出来ません。 種類のあるトビウオですが、地方によってはアゴと呼ばれ、良いだしの取れるお惣菜魚です。 400mも飛ぶようですが、飛行中の推進力をどう得ているのか判りません。 背景…