NHKBSで、金沢あじわい冬の旅を何か懐かしくて涙を浮かべて見ておりました。金沢を離れて22年になりますが、故郷は良いものです。兄弟や親戚が居るのでいつでもと思っても体がついてこないですね。加賀百万石・前田藩の城下町、太平洋戦争の戦火にも遭わず昔の街並みが今も残っています。加賀友禅に携わっている40歳の甥っ子の作品は1枚300万円になっていると先日、連絡がありました。「故郷は遠くにありて思うもの…

　『　・・・・・・「蛍の光」のメロディがムラの新地の幾分高い所にある学校から流れ、ムラをくまなくわたりきって広い平野に漂う頃、既に雪は毎年遅くまで残る高い屋根のお寺の裏庭にしかなく、大人たちはもうみんな春田を打ちに出かけているのでした。』 　この文章は私の雑文が初めて活字になった最終部分のもの。 日記でも何度か記したけれど、書き留めた～幼い頃の雪にまつわる思い出～を飲み仲間とともに発…

私は、室生犀星のこの詩が好きだ。 　ふるさとは遠きにありて思ふもの 　そして悲しくうたふもの 　よしや 　うらぶれて異土の乞食(かたゐ)となるとても 　帰るところにあるまじや 　ひとり都のゆふぐれに 　ふるさとおもひ涙ぐむ 　そのこころもて 　遠きみやこにかへらばや 　遠きみやこにかへらばや 犀星の境遇に、自分を重ねていたのだろう。 私は、自分の生まれ故郷があ…

同じだ。大きさは小さいが全く同じ。オガクズの中に白いユリ根が三つ。約300円。一個百円だ。正月料理に使うのだろう。 ダメ元で一パック籠に入れた。もし芽が出て来なくても惜しくない。 どうせ男子なんて花の事など知らないだろうが、近くにいた小太りの男性店員に聞いた。 私だけの偏見だが、だいたいスーパーの店員は小太りだ。女性よりも男性が。そして私は小太りが好きと来ている。 娘が通…

　　＜故郷＞ 兎(うさぎ)追いし　かの山 小鮒(こぶな)釣りし　かの川 夢は今も　めぐりて 忘れがたき　故郷(ふるさと) 如何(いか)に在(い)ます　父母(ちちはは) 恙(つつが)なしや　友がき 雨に風に　つけても 思い出(い)ずる　故郷 志(こころざし)を　はたして いつの日にか　帰らん 山は青き　故郷 水は清き　故郷 ＜故郷＞は大正３年に尋常小学…

大阪市東成区にあるこの[神社付属幼稚園]出身な私 町歩き終えた帰り道少し迂回して立ち寄ってみたわけだ 私の記憶が確かなら境内の屋台もっとぎしぎしに埋まっていたはずだ コロナの影響なのかそういう時代に成ったのかそれは分からないが何かちょびっと寂しいなぁ 本殿参拝が目的なんでもちろん屋台は素通り「ショートstay」丸出しな祭り見物てな具合です

中学校校区の賑わいが年毎に寂れて行く姿は見ていてやはり悲しい チラシでこんなイベント見つけたので妻と連れ立ち参加してみた 私が生まれ育った町を知ってもらう意味合いもあり貴重な体験となる がらんがらん自転車スイスイのアーケード街だがさすがに昨日は少し違う 普段の土曜日なら閉まっているお店もフルオープンざわめきが伝わり見ていてホッコリですわぁ 出だしが1時と遅れ…

6月18日（土） コロナの影響で、延び延びになっていた、故郷に出かけた 実家はすでに無いが、世話になっている叔母夫妻が 近くにまだ住んでいるので、娘の子を見せに出かけたのだ 叔母夫婦の子供達は、いまだに未婚なので 娘の子は、彼等にとって孫のような存在だろうか。 お墓参りを済ませた後、孫は近くの公園で滑り台を楽しみ その後、叔母の家で、お昼になった。 叔母が用意してくれたおかずに 私が持って来た…

娘宅からの帰り、家の近くでいつものルートとは違う道を選んだ。そこは舗装されていない所がありバイクでは厄介だが、畑や田圃の緑が間近に感じられ爽快なのだ。 大きな凸凹を避け慎重にハンドルを握っていた。前に自転車が見えた。ママチャリではなく、細身のカッコいいやつだ。ヘルメットを被っている。 もしかして？え？まさか！大きな声で呼び掛けた。 「もしかして！」 イヤフォンをしている。大声で叫んだ。 「も…

　数日前に友人からメールが入った。4月に熱海で語り合った1人のⅯだ。 　本好きで歴史に関心を持つⅯは今テレビで話題の北条義時のドラマの地を案内してくれたのは前の日記の通り。　私が越後の出なのを知っていてくれたメールは～１７日から司馬遼太郎の　峠　が上映されますが、越後長岡藩家老・河井継之助がどう演じられるか？さっそく見に行く予定です～だった。故郷会から送付された長岡広報誌に掲載されて知っていた…

女房の実家　淡路島から　大地の恵みが送られてきた 後期高齢者になった　叔母に 春は水仙　夏は玉ねぎと　旬の産物が届くのは 幸せなことだ 母も　兄も　旅だったのに 律儀な甥がいる 故郷は　いいものだ

　何冊もある長編をじっくりと味わうのは楽しい。逆に一冊ごと別の世界を味わうのもまた好い。2月に戸部新十郎の長編を読み終えた後の解放感？もあってか、久しぶりに出かけたブックオフで気の向くまま手にした本が何冊もあった。また、お気に入りさんから質された故郷・新潟の高名な会津八一については名前だけしか知らなかったので、行ってなかった図書館で手に取ってみた。で、そこからまた飛んでネットサーフィンしながら…

　復帰したのは４月から。 　会場は６０人ほど収容できる広い会場～市の近隣集会場～で参加者は半減して只今６人。講師によれば、他の教室でも私のように復帰する人や新たに参加する人も出始めたとか。 　で、レッスン曲を歌う人の前面には透明ビニール（ふすま１枚分くらい）を張り、マイクは人が変わる度に除菌シートを取り替えて覆い、聴く人は歌う人からは７，８メートルも離れていて、窓も広くて季節的に何か所も…

誕生日、結婚式そしてお葬式。 人生の大きな、節目三大イベントですね。 ♪ https://youtu.be/xS5Qb2AEuHg 昨日 憲法記念日の５月３日は、私達の結婚記念日でした。 思い出せば、若干２４歳。高三の同級生同士。 生まれ育った故郷・旭川市での挙式です。 高校卒業後、彼女は東京私は北海道に残りましたので いわゆる遠距離恋愛の始まりでした。 当時は、スマフォなどなく「文通」…

故郷へ帰る時、ＪＲびわこ線を利用する。 石山駅からは席から立って行き、進行方向左側のドアにへばりつく。 デジタルカメラの電源を入れて、やがて来る風景を待つ。 ほんの２０秒ほどの間に、通り過ぎてしまう、瀬田川の鉄橋。 入ったあたりから、狙いを付けてシャッターを押す。 陸橋の柱が、シャッターを押した瞬間、その後に来れば、しめた！と心が叫ぶ。 琵琶湖をカメラにおさめたい、そんな気持ちがいつも湧…