「興福寺」の日記一覧

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興福寺の消えた仏像たち

明治政府による仏教いじめ。その後始末は興福寺だけを見てもかなり大変だったようです。 悪夢の神仏分離令から約10年、世間の廃仏ムードも落ち着いたころ、廃寺になっていた興福寺に、再興の許可が下りました。 関係者が興福寺を訪れたところ、当時役人の詰所に使われていた東金堂内や、土蔵の中に、無造作に打ち捨てられたおびただしい数の破損仏を発見します。 10数年かけた調査ののち、少し反省した政府によって古社…

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「時代が付く」と云うこと。興福寺「東金堂」「五重塔」と「中金堂」

奈良や京都の寺社仏閣・・・大きな境内ともなるとその建物自体が国宝であったり重要文化財であったり、更にそこに安置されている仏像も時代によってそれぞれの文化財的な価値が違ってくる。  先日訪れて興福寺・・・、最近、再建され、落慶法要が行われた「中金堂」は当然のことではあるが、国宝でも重文でもない。一方、すぐ側にある室町期に建てられた「高金堂」と「五重塔」は国宝。更に「東金堂」に安置されている、平安…

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興福寺中金堂落慶しての奈良市街そぞろ歩き 1月19日

奈良市街そぞろ歩き 前編 1月19日 10枚 https://smcb.jp/albums/3818052 奈良市街そぞろ歩き 後編 1月19日 10枚 https://smcb.jp/albums/3818053 昨日は天気もよく嫁さんは大阪に髪を整えてくるとか 東京に行ってばかりで仕事以外は歩きに行くことしてなかったので興福寺の中金堂も落慶したことだし奈良市街に久しぶりに行くことにし…

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奈良、興福寺の史実

奈良、興福寺の話 JR奈良駅は三条大路にある。三条大路は、JR奈良駅、興福寺南大門(今はない)、三笠の山を直線で結んでいる。 三条大路は、平城京の東西に走る大路の基準の軸として設けられたのではないかとの意見がある。 興福寺の伽藍の五重塔、そのすぐ北側に東金堂(とうこんどう)がある。 さらに、興福寺国宝館がある。国宝館で「仏頭」を拝観できる。 「仏頭」は、教科書に出てくるような有名なものであり白…

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奈良国立博物館「第70回正倉院展」と興福寺中金堂

先月11日、関西出張の折、奈良国立博物館で開催されていた「第70回正倉院展」へ行った。 毎年行きたいけど、行けない展覧会。今年は出張の機会に恵まれ、どさくさに紛れて行ってきた。 ・いつも思うことは、作品名が難しいこと、それが何に使われたのかの解説が欲しいと思っています。 ・何時も楽しみにしていることは、思わずくすっと笑ってしまうもの、今回は「錦紫綾紅臈纈絁間縫裳」だった。そして「繡線鞋 [ぬい…

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初秋の古都  奈良を訪ねました。

本来ならば正倉院展に行く予定でしたが、家内が少し体調不良だとゆうので正倉院は諦めて一人でオッサンの一人旅を楽しみました。    自宅をゆっくりと出てJRと近鉄電車で奈良を目指します。    快晴の奈良に到着です。 本日の目的は奈良の紅葉の隠れスポットの名勝依水園です。   沢山の観光客ですね。 欧米の観光客でした見頃の紅葉に堪能して、次の目的地の   興福寺です、300年振りに中金堂の…

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大台ケ原と奈良散策②

次の日の10月27日は第70回正倉院展の初日です。 タクシーで近鉄奈良に行き、ロッカーに荷物を預けてから、奈良国立博物館に9時開館のところを30前までに行き、すでに長い列ができていましたが、9時10分には入場できました。 今年は56件の宝物が出陳されていて、中でも目玉はポスターに掲載されている「玳瑁螺鈿八角箱」「平螺鈿背八角鏡」「沈香木画箱」。 私が想像していたものよりも大きくて、とても美しく、…

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興福寺中金堂ライトアップイベント

東京見仏レポの途中ですが、興福寺のライトアップを見てきました。 単にライトを当てるだけではなく、音楽のリズムに合わせて色が変わります。 参拝客は1人ずつ、これまた色が変化する提灯を手渡され、歩く姿がイルミネーションとなり、幻想的な光景を作り出していました。 入り口から覗く四天王が、絵画の額縁のように浮き上がって見えます。 五重塔も違った雰囲気です。 燈花会とともに恒例行事にしてほしいです。(〜1…

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あおよし!準備よし! 新生中金堂始動

奈良・興福寺にお堂が一宇加わりました。 300年ぶりに復活した中金堂の、記念すべき落慶法要です。 これまで七度消失し、これが八度目の再建というから、まさに七転び八起き。 会場は白い幕で覆われて、入場は招待客のみです。 1000人では効かない、ものすごい人数が参加されていました。 幾重もの煌びやかな幡(ばん)がはためき、春日大社重文の鼉太鼓(だだいこ)の音が響き渡ります。 外野のみなさん(ぼくも…

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興福寺中金堂が姿を現しました。

再建中の「興福寺中金堂」が全貌を現していました。 先々週、興福寺中金堂の工事用の仮屋の覆いが、撤去されたとの情報がありましたので、7月27日(金)に興福寺へ行ってみましたら、中金堂がその巨大な姿を現していました。 再建されつつある興福寺中金堂は、一見して、平城京の大極殿、あるいは薬師寺の伽藍を思わせる建物でした。 興福寺中金堂の落慶法要は2018年10月7日(日)~11日(木)に行われ、一般…

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【速報】興福寺中金堂、ベールを脱いでいた!

タイトルどおり、再建中の興福寺中金堂が10月の落慶を迎え、覆いが取り外されました。 前を通ると全容が見えて、びっくりしました。 鴟尾だけがまだ勿体ぶって隠されています。 待ち遠しいですねえ。

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検索・楊貴妃桜

www.koutou-nouen.com/cgi-bin/cargo/goodsprev.cgi?gno... - キャッシュ 白からピンクのグラジュレーションが素晴らしい!! 幾重にも重なる花弁~華があるのに気品に満ちたその姿は、穏やかな春の日に、ぼーっとただ眺めていたいような何とも艶やかな桜です。 奈良の興福寺にいた僧侶が庭に咲く桜をこよなく愛したことから、その桜を楊貴妃と呼ぶように…