無くしたと思ったサングラス 愛車の助手席の下に落としてた 見つかって良かった サングラスの色は薄い茶色 今の眼ではサングラスを掛けても掛けなくても同じぐらいしか見えない 昨年に濃いサングラスも買ってる逆光の時に車に乗らないようにしていますが 万が一晴天の夕方車に乗る事が有ったら サングラスが必要かと思うから サングラス買って持ってる 昨日裏の川潮の流れは変だった やっぱし津波のような真っ黒い…
鹿狼山朝月かかげ眠りけり 阿部みどり女 味噌蔵に大樽一つ山眠る 小澤克己 山眠る山姥かけ抜く尾根伝ひ 森景ともね 山眠り雲なき空の乾きをり 太田蓁樹 職歴のあとの空白山眠る 鈴木まゆ 山眠る星の投網を打つごとく 神蔵器 山眠る宵空に星瞬いて アロマ 赤松に天狗隠して山眠る 坂口夫佐子 山眠る♪のごとくに★がある 塩見恵介 …
泡乗せて白魚の潮差し来たる 安倍いさむ 紙鍋に白魚煮えて湖畔亭 千原叡子 椀に泳ぐ白魚すぐに呑めといふ 小林愛子 白魚売る折へぎの小舟に笹敷いて 北川英子 白魚とフレッシュトマトのパスタ和え アロマ 葱塗しポン酢で頂くしらうおよ アロマ 寒卵黄味盛り上げて朝餉かな 小林幸子 東雲や厨にことり寒卵 芝宮須磨子 皿蕎麦にからみつき…
函館の町美しく冴ゆる夜 高畑信子 まだ仮設住宅多し風冴ゆる 稲畑廣太郎 猪鍋の伊万里の鉢の藍の冴 堀田清江 午前五時四十六分月冴ゆる 山田弘子 ザビエルの鐘冬の夜に冴え渡る アロマ 今日の日を惜しむ夕ベの月冴えぬ 村越化石 教会の鐘バス停までいんいんと アロマ 星冴えて妻と飲む茶のほの苦き 内田稔 視界一八○度玄界灘冴ゆる 宮…
蝋梅や月は光をとり戻し 小坂尚子 遠回りして蝋梅の風の中 小笠原妙子 蝋梅のうすらび集め艶めけり 小松誠一 蝋梅の匂ふ呼鈴押して待つ 井上和子 蝋梅にさす日燦燦寒に入る 阿部ひろし 蝋梅の香や蒼天に五重塔 上田繁 蝋梅のほのと香りて風邪の癒ゆ 関戸国子 蝋梅の黄の花の照り麗しく アロマ 蝋梅に光を返す由比ヶ浜 阿部ひろし …
夕方からグッと冷え込んできて 重ね着をしている 小寒のひかり浸して刷毛目雲 火村卓造 小寒の夕映富士をのぼりつむ 浅羽緑子 晴れなれど朝夕冷えてやり切れぬ アロマ 小寒の夜半きらきらと洗車場 塚本邦雄 甘露 ぴしぴしと星座整ふ寒の入 大野徳樹 寒に入る鯛にも真鯛・れんこ鯛 鈴木真砂女 夕螢 寒に入る夜や星空きらびやか 長谷川素逝 暦日 武蔵…