旧暦でも太陽暦を使っていた(二十四節気)
「旧歴で読み解く日本の習わし」を読んでいて、とても驚きました。 それって丸々太陽暦じゃないの! ■■二十四節気■■ 啓蟄(けいちつ)だの大寒(だいかん)だの聞いたことはありました。 簡単におさらいです。 月の満ち欠けの1サイクル29.53日を一月とし、 12ヵ月で1年としたのが旧暦 でも、29.53×12=354日は365日より11日短い。 3年たてば1ヵ月分もずれるので、約3年に1回閏…
「旧歴で読み解く日本の習わし」を読んでいて、とても驚きました。 それって丸々太陽暦じゃないの! ■■二十四節気■■ 啓蟄(けいちつ)だの大寒(だいかん)だの聞いたことはありました。 簡単におさらいです。 月の満ち欠けの1サイクル29.53日を一月とし、 12ヵ月で1年としたのが旧暦 でも、29.53×12=354日は365日より11日短い。 3年たてば1ヵ月分もずれるので、約3年に1回閏…
江戸の卵は1個400円!という本を読みました ものの値段を通じて、江戸時代をとらえてみましょうという意欲作 その中からいくつか紹介したいのですが 今日はリサイクルの話 ■■リサイクル■■ 江戸って、リサイクルが徹底していて極めてきれいな街 同じ時代の他の国の大都市と比べると、群を抜いて清潔 伝染病もあまり大きなのが流行っていない それも、庶民一人一人にリサイクル意識が徹底していたから …
江戸の文化シリーズ 今日は、飛脚です。 ■■飛脚■■ 江戸時代に発達した飛脚は、3つに分かれます 幕府が公用に使った継飛脚(つぎびきゃく) 大名が使った大名飛脚 民間で利用されていた町飛脚 江戸末期には、北海道から九州までネットワークを広げ 全国展開の大企業になっていました 宿場町で飛脚から飛脚に手紙をバトンタッチして 運ぶ、駅伝のようなシステムです。 ■■値段■■ 例えば人形町から神田…
前回、三越の前身「越後屋」の話をしましたね 今日は、もう一方の雄「白木屋」(しろきや)です ■■白木屋■■ 寛文2年(1662)年、越後屋より11年早く創業です。 初代は大村彦太郎。 近江(滋賀県)の出身です。 ピコ太郎じゃなく彦太郎。 ある信念を強く持っています 「商いは高利を取らず、正直によきものを売れ。末は繁盛」 商売は結局のところ、品質と信頼が大事ということでしょう。 ある日、…
今日は、江戸の文化シリーズ、商売です。 江戸の商店で、まず名前があがるのは三越の前身、越後屋ですね 越後屋の何がすごいって、商売のやり方をガラッと変えちゃった ■■商売方法■■ まずは店先売り(たなさきうり) そもそもが、それまでは行商や御用聞きがメイン お客さんのところへ行って商売する それをお店に来てもらう方式に変えた 今からすると、えっそうなの?そりゃまた基本的な、だけど 本格的…