河童・羅漢・道祖神と彼岸花(常泉寺)

足を組む羅漢

「爽やかや仏も脚を組みたまひ」(片山由美子)

「爽やか」という言葉にふさわしいのは秋ではなかろうか。それも残暑の記憶がまだ色濃く残る中で一陣の涼風を味わう初秋、「爽涼」は見慣れた風物を澄明に違った感慨を呼び起こしてくれる。
羅漢さん、暑いさなかそれこそ只管打座に苦痛を味わい「夏安居」でいこうと言い訳をしながら過ごしていたら爽涼の季節到来。さてこれから修行に打ち込むか、と足を組みなおしている。

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