接吻を知りそめし唇林檎食む (檜 紀代)
檜紀代さんは私より7つほど年上である。
何時頃作られた句なのか知らない。
高橋治がこの句に寄せて書いている。
「一度だけ、なにがあったっていいじゃないかと、ぐらりと来たことがある。初詣に出かけた朝、横にもならず座ったままだったのという結い上げた髪の、うなじが実に清麗で・・・。この女、一生嘘をつき通せる。そんな気がしたんだ」
林檎ならぬ梅の蜜を吸うメジロは初めて吸った蜜の味はカルピスのようであったのか
接吻を知りそめし唇林檎食む (檜 紀代)
檜紀代さんは私より7つほど年上である。
何時頃作られた句なのか知らない。
高橋治がこの句に寄せて書いている。
「一度だけ、なにがあったっていいじゃないかと、ぐらりと来たことがある。初詣に出かけた朝、横にもならず座ったままだったのという結い上げた髪の、うなじが実に清麗で・・・。この女、一生嘘をつき通せる。そんな気がしたんだ」
林檎ならぬ梅の蜜を吸うメジロは初めて吸った蜜の味はカルピスのようであったのか
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