メジロ5態(江ノ島・常立寺)

陽燦燦

「白き輪に黒き瞳の際立てる梅のメジロに春を眺むる」

眼の周りを白い羽毛が囲みつぶらな瞳を際立たせている。
陽を反射させる羽の色と飛び回る姿が春の躍動を思い起させてくれる。
飛び回るでも蜜を吸うでもなく、ただ枝に止まって何を見るでもないような放恣な姿に「止観」などと大仰な言葉を使わずにその意味を教えてくれるような気がする。一瞬ではあったが。

※日記「江ノ島・常立寺」も投稿しました。お時間があればお読みください。
https://smcb.jp/diaries/8996621

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