安行桜5態(密蔵院)

一期一会

花桜 咲きかも散ると 見るまでに誰かもここに 見えて散り行く (柿本人麻呂)

桜の花が咲いてすぐに散ってしまうように、誰だろう、ここに来てそして別れていく人々は。
茶席に呼ばれたことは80年近い人生の中でほんの数回だ。何しろ正座が特に苦手で痺れを切らしてなかなか立ち上がれない経験が大いに影響している。
「一期一会」が茶道においては亭主、客の心構えの基本だと聞いている。
茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることはない。今、この時が一生に一度の出会いであるということを心得て、亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを持って一席に臨もう」
人麻呂は「一期一会」を歌に詠んだのかもしれない。

コミュ「お寺の花巡り」にも写真を
https://smcb.jp/communities/2049/topics/2522879

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