「新蕎麦」の日記一覧

会員以外にも公開

今日は、新蕎麦求めて元町4丁目の蕎麦屋「卓」へ!!

今夜は、この趣味人倶楽部で旧い友人と、新蕎麦を求めて、元町4丁目にある蕎麦屋「卓」さんへ。 私は、蕎麦屋さんで一杯呑むのが好きなんです。 この店独特の蕎麦の実を米に見立て、出汁と一緒に炊いて、山芋掛けたのが旨い。 自家製〆鯖、蛸酢、鰯の生姜煮をアテに「秋鹿」(大阪)を頂きます。 出汁巻きも頼んで、酒は「手取川」(石川)に変えます。鮨屋の出汁巻きも旨いけど蕎麦屋の出汁巻きも旨い。 天麩羅…

会員以外にも公開

奥出雲挽き立て蕎麦粉の風味かな

 新蕎麦に胡桃のたれとくればもう 根橋宏次  新蕎麦を風嗅ぐように啜りおり  古川忠利  新蕎麦を食せり古き学生街   大日向幸江  新蕎麦や小声でたのむ昼の酒 能美昌二郎  新蕎麦や列車の汽笛遠くせる 池上昌子  新蕎麦や波郷縁の深大寺 村千年  新蕎麦の香りゆかしく老舗店  アロマ  新蕎麦と大書の幟よき日和  高濱朋子  秩父蕎麦くる…

会員以外にも公開

秋の声草の戦ぎにしみじみと

 秋の声伊予の鏝絵の青の色  北村菜々子  秋の声ありと仰げば変圧器  定梶じょう  秋の声草の戦ぎにしみじみと  アロマ  勾玉に秋声とほる穴ひとつ  諸岡和子  たをやかに秋の声聴く半跏思惟  さわいりまりこ  垣積みの古窯片輝る秋の声  伊藤希眸  長月の朔日郷里の秋の声  アロマ  風止みて一人の世界秋の声   稲畑汀子  風すさぶ…

会員以外にも公開

雲一つない!

きれいな青空 だまって家に閉じこもっている場合ではない 近くの仁別方面へ 一人ドライブ 紅葉が美しかった(*^ー^) 先日食べそこなった新蕎麦 ここで リベンジ   幸せな一日だった。

会員以外にも公開

うな重に夏の新蕎麦セットかな

   《 やや蒸し暑く 少し眠い 》  新蕎麦やいつも待たねばならぬ店  稲畑汀子  新蕎麦を肴に旅の酒を酌む    小菅暢子  新そばや飛白模様の小座布団 神蔵器  新蕎麦やうすきみどりの一番粉  神蔵器  新蕎麦や風の軽さに椀重ね  沼田巴字    新蕎麦やからだ斜めに暖簾入る 加賀富美江  新蕎麦の幟はためく道戻る  新保主  新…

会員以外にも公開

山陰の棚田百選見下ろして

 古人また棚田真青に旅ゆけり  山口誓子  菜の花の棚田のつづく紀伊の国  室谷幸子  畦焼いて棚田天まで押し上ぐる  津幡龍峰  見下ろしに春の棚田の畦幾重  清崎敏郎  山陰の棚田百選見下ろして  アロマ  秋の虹かけて棚田の通り雨  三好寿子  安房びとは棚田に虹をかけている  武田和郎  みそさざい鳴けり雪解の奥棚田  岡部六弥太 …

会員以外にも公開

新蕎麦と陳蕎麦のはなし

「旨い蕎麦は、新蕎麦に限る」と世間の常識では良く言われてますが 蕎麦通の間では(陳)ひね蕎麦の方が 味があり美味しいとまで言わしめるのです 新蕎麦と(陳)ひね蕎麦の違いは 新しいか 古いかであるが 甲乙つかぬ良さが両者にあります 新蕎麦とは収穫して直ぐの物だが 香りと色合いが良く粘りがある ひね蕎麦は収穫後1年以上過ぎたものを言いますが  一定の熟成期間で本来の蕎麦の風味が増します …

会員以外にも公開

蕎麦打ち(2021.12.11)

年寄りになると蕎麦打ちを始められる方が多いと良く聞きます 自分も同じ部類なのでしょう そもそものキッカケは10年前に登山の御大が“打ち立ての蕎麦を食わすから来い!”と言われ 馳せ参じて蕎麦打ちの御手前拝見してから御馳走になりました それはそれは自慢げに話す御大のうんちくを聞かされながらの至極の時間だった “最初はそのまま半分食え” “次は辛み大根で食え ”おろし立ての本山葵だぞ“ と…

会員以外にも公開

昨日の蕎麦打ち(2021.11.19)

雑談ですが 珈琲は 煎り立て 挽き立て 入れ立て が美味しく頂く 3立てですが 蕎麦も挽き立て、打ち立て、茹で立てのいわゆる『三立ての原則』と言われています! 要するに新鮮さが決め手だと言うことでしょう たわしも無手勝流で蕎麦打ち歴10年になりますが 極意は奥深くまだまだ半人前の域です たわしが心がけていることを羅列してみます ★蕎麦粉の調達と吟味 ・製粉所から小まめに調達する …

会員以外にも公開

今夜の新蕎麦(2021.10.26)

今日の蕎麦打ちは 新蕎麦・北海道産キタノマシュウ・丸抜き石臼挽き 7割 新蕎麦・北海道産キタノマシュウ・挽き割り石臼挽き粉 3割 を混合して生粉打ちで夜の老夫婦分で二人前です 出来栄えは まずまずの90点であろう 食しては茨城産の常陸秋と比べると甘みが感じられ ホシ・甘皮の風味と色合いが新蕎麦らしさを味わえ満足でした 連載蕎麦打ちの日記一覧 https://smcb.jp/us…

会員以外にも公開

野分後に遠くの灯し懐かしき

   木屋町といふ裏表紙秋の昼  奥田筆子  仰ぎ見るからくり時計秋の昼  吉田もと子  秋の昼密やか風吹く石畳 アロマ    円空の彫りし山姥秋の声  花島陽子  天涯に去りゆく大河秋の声  池田昭雄  秋の声林に入れば話声 アロマ  新蕎麦と出されて少し足りぬほど  安藤久美子  無月かな新蕎麦を打つ音のして  神蔵器    新蕎麦や舫ひし小舟すぐそこに  田中正…