夏華大笑(久喜・正法院の花)

壇特(だんとく)

壇特花不動に負けず焔纏る(きる) (けんけん)

全く知らない花だった。知人が調べてくれた。
カンナより細弁で小さい。更に調べてみたらインド・マレー原産でカンナの原種の1つ。日本には江戸時代に渡来したという。最近では見られなくなっているそうだ。
漢名は曇華。曇華といえば鎌倉・浄智寺の仏堂(本堂)が曇華殿だった。曇華は3000年に一度、仏が出現した時に咲く伝説上の花。「曇華一現」という言葉が法華経にある。めったに起こらないはずのことが身に起きたときの喜び。心配事が突然解決したときのうれしさを意味している。檀特を見たのはもしかすると吉兆なのか。ここ正法院のご本尊は不動明王。拝観することはなかったが我が頭の中のお不動様と壇特が対峙した姿を思い描いた。
「壇特花負けるなけんけんここにあり」

※※日記「日常以上旅未満」を投稿しました。お時間があったらご覧ください。

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