「百田尚樹」の日記一覧

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『フォルトゥナの瞳』(百田尚樹著)は葵の目から涙がこぼれ、頬に伝って落ちた、と

 やはり自分には死期が迫った人間がわかる。その人物は透けて見える。 ただ、自分だけ、そう見えるのだ。 今や慎一郎は 確信した。自分には「死」が見える。 ただ、死を間近にした人間を見分けることができるのだ。 病院に入った途端、早くも3人の人間を見た。やはり体の透けた人たちは「死」を間近に控えている人間なのか。 自分にはやはり「死」が見える。 病気を含めたすべての「死の運命」が見えるのだ。 植松真…

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著者別インデックス:国内(百田尚樹)

1.永遠の0 (2006.08)   https://smcb.jp/diaries/3902169 2.海賊とよばれた男 (2012.07)   https://smcb.jp/diaries/6136854 3.今こそ、韓国に謝ろう (2017.06)   https://smcb.jp/diaries/7602920 4.野良犬の値段 (2020.12)   https://…

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「日本保守党」

【日本ほど素晴らしい国はないと私は断言します。神話とともに成立し、以来およそ二千年、万世一系の天皇を中心に、一つの国として続いた例は世界のどこにもありません。これ自体が奇跡と言えるでしょう】  百田尚樹の「日本保守党」結党宣言です。 安倍晋三元総理が築いた真正日本が彷徨いつつあるように自分は感じています。その今、百田氏が「日本(ニッポン)保守党」を立ち上げるのに異論はありません。否大歓…

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百田尚樹の作家作品にのめり込んでいる

確か、百田尚樹著『海賊と呼ばれて男』を初めて読んで、百田氏の、作品の面白さを感じました。それで、その後、いくさつか百田氏の作品を愛読しました。 それが、安倍晋三氏が、百田氏の愛読者になったことを知ってから、百田氏に不信感をもつようになりました! 安倍晋三元首相が亡くなり、偶然、『戦争と平和』『永遠の0』を最近読了しました。感動しました!これから、じっくり百田尚樹の文学世界を堪能したくなりまし…

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百田尚樹氏に30万円賠償命令、ツイッターで津田大介氏侮辱

以下、毎日新聞より 2019年に開かれた芸術祭「あいちトリエンナーレ」の芸術監督を務めたジャーナリストの津田大介氏が、小説家の百田尚樹氏からツイッターで侮辱されたとして、400万円の慰謝料を求めた訴訟の判決で、東京地裁は4月12日、一部の投稿の違法性を認めて百田氏に30万円の賠償を命じた。 判決は、津田氏の名前を挙げて「反日左翼、韓国人の怪しげな組織に利用された」などとする投稿6件を違法…

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「幸福な生活」と嘘

幸福な生活: 図書館でたまたま目に留まった百田尚樹「幸福な生活」(祥伝社、2013) その場で読んでの感想です 『幸福の生活』は短編集で、「母の記憶」「夜の訪問者」「そっくりさん」「幸福な生活」などの短編から構成されている。 「幸福な生活」は、 「今日は、娘が恋人を家に連れてくる日。我が家の歴史を振り返りながら、つくづく自分は幸せだったと深く思わずにはいられなかった、、」と主人公は…

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誘拐事件の標的

 百田尚樹の「野良犬の値段」を読了した。著者は放送作家出身の小説家で、2013年、「海賊とよばれた男」で第10回本屋大賞を受賞しているが、最近はライトサイドの論客としても有名である。2013年にNHK経営委員に就任しているが、その激烈な発言が批判を受け、一期で退いている。本書は、著者が初めて手掛けたミステリーであり、六人のホームレスの誘拐および殺人事件が描かれている。なお、本書は二部構成であり、…

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【読書】ボックス!

【読書】ボックス! 題名:ボックス! 作者:百田尚樹  2010年の春頃から、週一回映画館で映画を観ることを趣味に加え始めた。  その最初の一本が「ボックス!」という映画だった。  作者の百田尚樹さんのことを、当時まったく知らなかった。と言うよりも、映画を観たときは原作者のことは何も考えたりしていなかった。  数年後に公開された「永遠のゼロ」という映画を観て、その原作を読み、そこで初めて百田…

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日本国紀('21-20)

 気になっていた「日本国紀」(著;百田尚樹)を読んでみた。真実に近いことが書いてある気がする。なぜ「気がする」かと言うと、最近「今まで学んできた歴史、特に近代史(明治大正昭和)については、間違えた部分が多くあるのでは?」と疑うようになってきて、いつも真実を求めてながら読んでいるからかもしれない。この本ならば、信じてもいい気がする。  残りの人生で、少しでも真実に近い知識に触れてから、あの世に逝き…

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輝く夜

クリスマスにまつわる短編小説です! 仕事で行き詰まった!トラブったーなんて時に手にしてみませんか? 多少がツンときますがホッとしますよ^_^

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百田尚樹さんの作品

ぜひ!映像化してほしい作品だ! ドン底を嫌と言うほど味わった女性のサクセスストーリーとそれに群がる愛に飢えた男性?スケベな男性の交錯がたまらなくリアル!且つ面白い!一読あれ!^ ^

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百田尚樹 の 海賊とよばれた男 上下

★4.0 2013年(第10回)本屋大賞作品。 出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐡造の生涯。 〈上巻〉 鐡造は明治18年(1885年)福岡県宗像郡赤間村に生まれた。父は阿波徳島から藍玉を仕入れる染物業で有数の裕福な家。神戸高商卒業後、社員3人の小麦粉と機械油の販売会社に入社。資産家・日田重太郎の支援で門司で石油類の販売店として独立。伝馬船で軽油を漁船、運搬船へ販売し基盤をつく…

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読書 野良犬の値段

一昨日のことである。 以前 日記に書いた クルマのバッテリー補充を目的として、あてどなくドライブすることにして、いつものように 国道16号線を走っていて 目に留まった 蔦屋書店柏の葉店に入った。 ここは大規模店舗で ドライブ中にいつも目にしてはいた。小生 しょっちゅう本は買うのだが、いつもAmazon専門で 実書店に入るのは久しぶりだ。 この朝 読売新聞を見ていて 気になった本が2冊あった…

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7、『至高の音楽 クラシック「永遠の名曲」の愉しみ方』(百田尚樹著)は小説を書きながら聴いていると

『至高の音楽 クラシック「永遠の名曲」の愉しみ方』 百田尚樹著 PHP新書 2016年1月5日発行 ーこの本は、百田尚樹さんの本でも小説でないから、今までで読まなかったが、最近、ハードオフなどのジャンクCDで、クラシックの音楽CDを買ったりしたので、クラシック音楽に興味を感じて読んでみた。ベートーヴェンやシューベルト、バッハ、モーツアルトなどが、どんなに素晴らしい事をしたのか、ということが、百田…

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93、「カエルの楽園」(百田尚樹著)は三戒を守るが平和を守ることと

「カエルの楽園」 百田尚樹著 新潮社 2016年2月23日発行 ーソクラテスが生まれ育った国を追われ、長い旅に出たのははるか昔のことでした。  ソクラテスと行動を共にしたのは7匹だけでした。 「ロベルトか」 「ソクラテス、お前も無事だったか」 「全部、やられた。生き延びたのは俺とお前だけだ」  たとえどんな地でも、そこを最後の土地にしようという気持ちでした。 ーもう旅はいい。ここで死んでも悔いは…

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百田尚樹「海賊とよばれた男」

 単行本の帯に「ページをめくるごとに、溢れる涙」というキャッチフレーズが描かれているが、すっかり涙腺の弱くなった私は何度も涙を堪えたのは事実。初めは抑えた筆致に乾いた文体と感じていたが、作者が務めて透明になることで登場人物に感情移入しやすくする仕掛けか。主人公の国岡鐵造がゼロから創業し、既存の商圏の縄張りに割って入り、玄界灘で自在に暴れ回り海賊の異名をとった。太平洋戦争が始まり国内は統制が厳しく…