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定年後にやることがないと感じる方へ。日々を充実させるための定年後の過ごし方とよくある課題を解説
定年後に暇を持て余してしまい、やることがないと感じている方は多いのではないでしょうか。
定年後は自分の時間を満喫しようと思っていたのに、やることがなく、毎日が退屈でモチベーションが上がらないという方も少なくないでしょう。定年後にやることがなく、毎日をダラダラと過ごしてしまうと、心身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
この記事では、定年後のおすすめの過ごし方とよくある課題について解説します。
具体的に定年後にやるべき行動を紹介しますので、この記事を読めば、定年後も楽しく充実した日々を送る方法を知ることができます。
定年後にやることがないと感じる方の特徴
現役時代に仕事に追われ、仕事が充実していた方ほど、定年を迎えるとやることがないと感じてしまう傾向があります。
仕事に生きがいを感じていた方は、定年退職により、会社から与えられた仕事や役職を失ってしまうと、何をすればいいのか分からなくなってしまうケースがあります。興味や関心を持てる事柄がなく、新しいことに挑戦する気力が湧かないという方もいるでしょう。
また、会社が人間関係の中心であった場合、退職後に人との関わりが薄れてしまい、孤独を感じてしまうリスクもあります。
定年後にやることがなく、暇を持て余してしまうと、次のような障害が発生する可能性があります。
・生きがいや自己肯定感の低下・喪失
・認知機能の低下、認知症の発症リスク
・運動不足による健康障害
生きがいを失うことにより、うつや認知症の発症リスクが高まるだけではなく、活動量が減少してしまうことで運動不足にも繋がります。また、定年後に何もせずに毎日を過ごすことで、健康や経済面の不安を感じることがストレスになってしまうケースもあります。
そうした、心身の不調を予防するためにも、定年後にやるべきことを見つけ、目的を持って毎日を過ごすことが重要です。
定年後に暇を持て余さないためのコツ
定年後にやることがなくて暇を持て余してしまうと、心身の健康に悪い影響が出る可能性があります。
ここでは、定年後に暇を持て余さないために、試してみるべきコツを紹介します。
手軽に始められる趣味から始めてみる
定年後の自由な時間で、まずは手軽に始められる趣味を始めてみることをおすすめします。
趣味に没頭することにより、ストレス解消や気分転換に繋がるだけではなく、定年後の新しい生きがいに繋がります。また、趣味の繋がりで新しい人脈を作ることもできますので、老後の孤独感の解消にも役立ちます。
定年後にやることがないと、何日も家から出ずに引きこもりのような状態になってしまいがちです。趣味を持つことにより、外出をするきっかけにもなります。
始める趣味によっては、定年後の新たな仕事や収入にも繋がる可能性があり、老後の経済的な不安の解消に繋がる可能性があります。
まずは、持てる趣味を探してみるのもいいのではないでしょうか。
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筋力・体力の維持を心がける
定年後に運動を始め、筋力・体力の維持を心がけることで、健康寿命を延ばす効果に期待できます。
一般的に、年齢を重ねるほどに筋力・体力が低下してしまいます。体力の衰えにより、転倒や骨折のリスクも高くなり、生活に支障をきたしてしまうだけではなく、寝たきりになってしまうリスクも高くなってしまいます。
定年後の自由な時間に、筋トレや運動をすることで筋力・体力の維持に繋がり、健康に毎日を過ごすことが可能です。
また、適度な運動はストレス発散や気分転換にも効果的です。日中に運動をする習慣をつけることで良質な睡眠にも繋がります。
定年後に手軽に始められる運動の例として、次のようなものが挙げられます。
・ウォーキング
・ジョギング
・水泳
・ヨガ
・腕立て伏せ
・腹筋
・スクワット
運動はお金をかけずに始められる趣味としてもおすすめできます。
現役時代のポジションを忘れる
定年後に趣味やボランティアなどのサークル・コミュニティに参加する場合、現役時代のポジションを忘れ、謙虚に周りと関わる必要があります。
仕事でたくさんの部下を抱えていた方など、周りに気を遣われることが当たり前だった方もいるでしょう。しかし、現役時代のポジションの感覚で周りと接すると、他人とのコミュニケーションが難しく、新しい人間関係を作るにあたっての障害となる可能性があります。
職場での人間関係とは違い、定年後に参加するサークルやコミュニティのメンバーは、自分の後輩や部下ではないという当たり前のことを忘れてしまう方は多いものです。
現役時代のポジションを忘れることで、人との関わり方が柔軟になるだけではなく、新しい挑戦に目を向ける気持ちも生まれます。
目標を持つ
定年後に目標を持つことにより、定年後の生活でやるべきこと・やりたいことが明確になります。
現役時代は、売上の達成や契約の成約など、日々達成するべき目標があるため、目標達成による達成感で仕事へのモチベーションがアップします。しかし、定年退職を迎えると、毎日の生活に刺激を感じにくく、なんとなく過ごしているという方も多いのではないでしょうか。
目標の達成による達成感は、毎日の生活のハリにもなるため、定年後にすることがないと感じている方は毎日の生活における目標を設定してみるのもいいでしょう。
目標を設定する際には「SMARTの法則」に沿って設定するのがおすすめです。SMARTの法則では、次のような基準で目標を設定します。
・Specific:具体的な
・Measurable:測定可能な
・Achievable:実現可能な
・Relevant:関連した
・Time-bound:期限のある
小さな、達成可能な目標を設定し、成功体験を積むことで毎日の生活に対するモチベーションアップに繋がります。
※参考:Resily
夫婦で共通の趣味を持つ
夫婦で共通の趣味を持つことで、趣味に関する計画を夫婦で立てたり、感想を話したりと、夫婦のコミュニケーションが深まります。
結婚生活が長期間になり、子育ての終了を迎え、家に夫婦で2人きりになってしまうと、会話がまったくないという夫婦も少なくないでしょう。コミュニケーションが取れない時期が長く、夫婦間の溝が深まってしまうと熟年離婚のリスクも高くなってしまいます。
定年後にやることがないと感じている方は、夫婦で共通の趣味を持つことにより、パートナーの魅力や新しい一面を発見することに繋がります。
定年退職後に夫婦で始めやすい趣味には次のようなものがあります。
・ウォーキング
・旅行
・英語学習
・ガーデニング
・家庭菜園
・映画鑑賞
また、料理・家事を趣味にするのもおすすめです。
定年後の過ごし方の課題とやるべきではないこと
定年退職後のセカンドライフを過ごすにあたり、年代特有の課題が発生します。定年後の課題には次のようなものが挙げられます。
・経済的な課題
・体力的な課題
・社会的な課題
定年後は、一般的に年金が主な収入源となるため、生活費を含む老後資金の確保が課題となります。
また、加齢によって体力・筋力も低下してしまいますので、老後の健康寿命を延ばすためにも体力的な課題を解決する必要があります。
最後に、社会的な課題として、老後の周囲とのコミュニケーションの低下による孤独感も挙げられます。
ここでは、定年後の課題を解消するために、やるべきではないことを紹介します。
ギャンブルにのめり込んでしまう
定年後に暇を持て余してしまい、ギャンブルにのめり込んでしまう方は少なくありません。
パチンコや競馬、競輪といったギャンブルでは、強い刺激を得ることができますので、刺激の少ない定年後に非常に魅力的に感じてしまうケースもあります。
しかし、ギャンブルで永遠に勝ち続けることは不可能です。年金をギャンブルにつぎ込んでしまうと、老後資金が枯渇してしまうリスクもありますので、ギャンブルにのめり込み過ぎるのは注意が必要です。
周囲を自分の部下のように扱うこと
現役時代に多くの部下を抱えていた方の場合、仕事以外で関わる周りの人間に対しても、自分の部下のように接してしまうケースがあります。
例えば、コンビニやスーパーの店員に対して過度な要求をしたりクレームをつけたりする高齢者も少なくありません。
また、趣味のサークルやコミュニティに参加する場合でも、謙虚な気持ちを持たなければ新しい人脈を作ることには繋がりません。
家族に負担がかかり過ぎる趣味
定年後に家族に負担がかかり過ぎる趣味を持つのは避けるべきです。
金銭的な負担だけではなく、趣味の習い事や教室に家族に送迎してもらう必要があるなど、家族を拘束してしまうのも負担となります。
趣味を始める前には、家族からの理解を得たうえで始めるようにしましょう。
定年後にやることがない方のおすすめの過ごし方
ここでは、定年後にやることがない人はどうしたらいいか、具体的な過ごし方を紹介します。
趣味を始める
定年後にやることがない方は、趣味を始めるのが最も手軽な方法です。
定年後の趣味には、お金のかからない趣味や、体力づくりに繋がる趣味がおすすめです。未経験でも手軽に始められる趣味が次のとおりです。
・ウォーキング
・筋トレ
・英会話
・ゲートボール
・塗り絵・折り紙
夫婦で話し合い、2人で楽しめる趣味を始めるのもいいでしょう。
旅行する
定年後の自由な時間で旅行を楽しむのもいいでしょう。
現役時代は仕事が忙しく旅行をする時間を取れなかったという方も、定年後は夫婦でのんびりと老後の旅行を楽しめます。
旅先で撮った写真をブログなどにアップするのも、旅行の楽しみ方の1つとなります。
新しい仕事を始める
定年後に、現役時代の経験を活かした起業などにより、新しい仕事を始めるのもいいでしょう。
定年後に新しい仕事を始めることで、定年後の経済的な課題の解消にも繋がります。お金を目的としない、自分が本当にやりたい仕事をすることで、毎日を充実させられますね。
習い事を始める
習い事を始めることで、定年後の生活に目標を持つのもおすすめです。
新しい知識やスキルを習得し、スキルアップをすることは、定年後の生活のモチベーションアップにも繋がります。定年後に始めた習い事で得たスキルが新しい仕事に繋がる可能性もあります。
また、習い事の教室に通うことにより、新しい人脈づくりにも繋がります。
それでもいきなり新しいコミュニティに入って孤立しないか不安、自分から発信するのは気が引ける方にはオンラインレッスンから始めてみても良いかもしれません。
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ボランティア活動をおこなう
定年後にやることがない方は、ボランティア活動をおこなって社会や地域に貢献するのもいいでしょう。
地域の美化や子どもの通学路の見守りなど、社会に貢献することにより、定年後の社会参加にも繋がります。
市役所や公民館でもボランティアサークルのメンバーを募集していますので、出かけて探してみるのもいいでしょう。
生活のルーティンを作る
仕事をしている時は、生活がルーティン化することにより、自然と規則正しい生活を送れますが、定年退職後に夜型になってしまうなど、生活リズムが不規則になってしまった方も多いのではないでしょうか。
定年後に家事や散歩などで、新しい生活のルーティンを作ることで、生活リズムを崩さないようにすることは大切です。
まとめ
定年後にやることがなく、暇を持て余してしまうと、生活に生きがいを失ってしまうだけではなく、心身の健康にも悪影響を与えてしまいます。
定年後には、経済的な課題・体力的な課題・社会的な課題といった、乗り越えるべき課題があります。定年後は、そうした課題を解消するためにやること・やるべきことを見つけるようにしましょう。
趣味や体力づくり、習い事など、定年後にやることを見つけて、長いセカンドライフを楽しく健康に過ごしましょう。