「 もぅ いつ死んでもいい 」
(東大教授・小林武彦「社会が決める人間の寿命」「中央公論」'22年6月号 より ) 近年この日本でも、100才を超えピンピン生きてる人が増えている。私(小林武彦)も、できることなら長生きしたいとの欲望はあるのだがそれも、健康あっての物種。 シニアにとって、「健康寿命」を左右する大きなリスクは、(老化現象としての)癌と認知症であろう。 人の細胞は、生まれてから何度も分裂を繰り返してい…
(東大教授・小林武彦「社会が決める人間の寿命」「中央公論」'22年6月号 より ) 近年この日本でも、100才を超えピンピン生きてる人が増えている。私(小林武彦)も、できることなら長生きしたいとの欲望はあるのだがそれも、健康あっての物種。 シニアにとって、「健康寿命」を左右する大きなリスクは、(老化現象としての)癌と認知症であろう。 人の細胞は、生まれてから何度も分裂を繰り返してい…
(神田東クリニック院長・高野知樹「キャリアが充実する3つの要素」 日本経済新聞「元気の処方箋」 '23年11/11 朝刊より ) 誰だって、「今日は何だか元気がない、やる気が起きない」という日があるものだ。特にシニアの場合、フレイル(老化による心身の衰え)が進むと、若い時のような「夢や希望に満たされた充実感」が遠ざかっていくことがある。 特に近年は、テクノロジーの進化が激しく、(…
前日記と関係があるかもしれませんので、あえて書きました。 本日は田舎で納骨に参列しなければいけないので、あと数時間で家を出ます。 旧聞にいっするが、6/22にサラリーマンOB会で、「食の安全」に関しての勉強会がありました。 当初の「講師」は横浜市消費者センターから誰かが派遣されるという話でしたが、調整がつかなかったこともあったのか、この日の勉強会は横須賀市にある「横須賀共済病院」の…
加齢に伴い、食欲や口の機能が低下して、食事量が減ったり少なくなったり、食生活が単調になり、からだに必要な「エネルギー」や「たんぱく質」が不足した状態を、「低栄養」というのだそうです。 低栄養は、からだの諸々な機能を低下させ、要介護の一歩手前の段階にあたる、「フレイル」(虚弱)や、その中心的病態で筋肉量と筋力が減弱する「サルコベニア」などを進める要因になるそうです。 因みに、65歳以上男性の1割…
このところの猛暑は、暑気中り気味だった2年前より厳しい。 コロナ禍とダブッて高齢者には応えます。 長女宅での三世代暮らしは4週目に入り、何かと考えさせられることも多い。 運動不足対策に何か家事を、と思っても、役にたつことはほんの少し。 居宅の管理は当分模様眺め。 娘たちに先行きは任せるつもりが、現実はなかなか。 コロナ禍が高齢者の外での活動を制約し、精神活動や運動の低下から、認知機能低下や…
パートナーにクリニックからは何の処方薬も出されず、安静にして経過観察ということ。 最初は部屋に食事を運びましたが、そのうちダイニングに出てこれるようになって。 少しずつ洗濯や台所の家事にも手を出して。 以前は病んでも恢復すれば、前の状態に戻れると考えていたもの。 高齢になるに従い、恢復しても完全な復帰の状態にはならない、と気づかされる。 病むたび 復活のレベルが低くなることを心得ない…