2023年02月07日(火)10:40 会員以外にも公開 雲雀弟子 歴史を活かす力 令和は、AI時代となり、専門家などAIロボに置き換わるくらいの変化を期待・切望している。 故郷の南志見城山物語、日英二大島国の行方、新型コロナウイルス肺炎、アメリカを知ろう、など独断的な連載をしている。 いずれも自己ルーツや将来への夢、日本の生き残りの安心を求めている。万物が持つ自己的遺伝子のなせる業なのかと、新型コロナの変異種そうなのだろう。 https://smcb.jp/d…
2023年02月05日(日)17:13 会員以外にも公開 雲雀弟子 富雄丸山古墳の原型を探る 畿内・倭王朝の巨大古墳群と天山山脈下のトルファン盆地巨大遺跡(アスターナ古墓群)やエジプトのピラミッドとの共通点がある。 アスターナ(中国語/ 阿斯塔那)古墓群は、中国 新疆ウイグル自治区の トルファン市・高昌国時代(700年間/紀元前1世紀から7世紀)の貴族古墳及び住民墓地群。 その高昌故城や、隋や唐の支配拠点だった交河故城は、古代ギリシア等のアポロン神殿なども想起させる。 …
2023年02月05日(日)11:54 会員以外にも公開 雲雀弟子 古代の祭祀と平城京遷都 神話の中では、祭祀に先立つ準備として機織りや鍛冶の記述がある。「機織りや金属加工技術は古墳時代(5世紀)に日本列島にもたらされた最新技術でした。5世紀の祭祀ではそうした最上の品々を捧げていた痕跡が発見されています」という。 祭祀の中でもきわめて重要と言えるのが「大嘗祭」である。古代以来、天皇は毎年11月、その年の収穫を感謝し、神に新穀等の神饌を捧げる〈新嘗祭〉を行う。 **天皇み…
2023年02月03日(金)13:49 会員以外にも公開 雲雀弟子 富雄丸山古墳の埋葬者の2題論争 富雄丸山古墳の埋葬者は、建内宿禰(武内宿禰)を祖とする古代豪族か、饒速日命12世孫とする安康天皇時代の古代豪族物部氏かの何れかにある。 両者は共に、 大和国平群県紀里(現在の奈良県生駒郡平群町上庄付近)や旧添下郡鳥見郷(現生駒市北部・奈良市富雄地方)付近に勢力を持った豪族という説がある。 さて、武内宿禰は、記紀によると神武天皇の東征や応神天皇の畿内征服にかかわる古代偉人。 …
2023年01月31日(火)10:33 会員以外にも公開 雲雀弟子 「倭の五王」の前例に「前漢の五将軍」 「宋書」に見る「倭の五王」には、紀元前72年に「前漢の五将軍」の車師前国へ20万騎という大遠征がある。 車師前国の都が交河故城、漢から3000キロもあり大遠征などあり得ないとして車師前国が烏孫国を攻めた。 烏孫国王妃が漢の皇女であり大遠征と降伏を2回(紀元前60年)あり、帰順の証として烏孫国王は、最小国王・小蒲類の首級を持参する。 吾が南志見同窓生に菖蒲田姓があり、由緒正しい家系と…
2023年01月30日(月)11:08 会員以外にも公開 雲雀弟子 富雄丸山古墳と「倭の5王」に至るか 4世紀の富雄丸山古墳の青銅鏡、蛇行剣に魅せられて聖徳太子肖像画の長大剣に現実性もった。更には4世紀の応神・仁徳天皇陵古墳群などが天山山脈下のトルファン巨大遺跡群・アスターナ古墓群との関係性を思う。 アスターナ(中国語/ 阿斯塔那)古墓群は、中国 新疆ウイグル自治区の トルファン市・高昌国時代(700年間/紀元前1世紀から7世紀)の貴族古墳及び住民墓地群。 その高昌故城や、隋や唐の…
2023年01月26日(木)18:06 会員以外にも公開 雲雀弟子 聖徳太子肖像画の長大剣が現実に!! 過去の1万円札肖像画のもとになっていた聖徳太子肖像画の長大剣が現実にあったことに驚きがある。 4世紀の富雄丸山古墳だというから聖徳太子の祖・推古天皇や蘇我馬子から更に3世紀もさかのぼる。 今回の発掘ニュースは、国内で出土した青銅鏡、蛇行剣の中で最大237Cmで最古としている。 古事記によれば、仲哀天皇が「西に金銀財宝に満ちた国があり、その国を帰順させよう」という神託を受けま…
2022年11月14日(月)11:28 会員以外にも公開 雲雀弟子 世界遺産の吉野行宮をお浚い 南朝(56年間)ゆかりの史跡・吉野行宮(よしのあんぐう)は、大和国吉野山山中で、現在の近鉄吉野線終点である奈良県吉野町大字吉野山にあった。 第96代から99代天皇行宮の文化的景観も、山岳修行の舞台の面影も薄い、南北勢力が破壊しまくったところとして、逆に残るところなのかも。 1336年(延元元年、北朝の建武3年)12月21日、後醍醐天皇は京都の花山院から逃れ出て、行宮とすべきところの…
2022年11月12日(土)11:01 会員以外にも公開 雲雀弟子 能登王朝の楽園・その旅情今も 東京から能登に住み着いて郷土史家となった藤平朝雄さんは、半島を舞台にした旅情文学、能登詩歌巡礼十二景(人)/昭和初期の客人の置き土産として、図書館祭りなどで講演している。 半島舞台の旅情文学の代表は、花形女優5人余の映画化「伊豆の踊子」、太宰治「津軽」の作品としている。共に作家の精神が安定していた時代としている。 能登半島舞台で話題となる旅情文学はどんなんものなのか。尚、詩歌巡礼の…
2022年11月11日(金)13:04 会員以外にも公開 雲雀弟子 能登王朝の楽園期・鹿島郡七尾 東北征圧の最前線が鹿島郡七尾であり、七尾湾が阿倍比羅夫による大軍事拠点だった。 **能登島の高句麗式古墳 https://smcb.jp/diaries/8384938 能登王朝の楽園草創期は、縄文時代12000年前から弥生時代の紀元前300年から600年間と考えられる。 古墳時代を経て大和朝廷時代へと変遷するときに、国分寺を守る能登軍団も存在していた。 **能登軍団跡と…
2022年11月10日(木)19:51 会員以外にも公開 雲雀弟子 能登王朝の穴水最盛期ど現代 穴水町の初見は大同3年(803)の鳳至郡5駅路廃止(穴水・大町、三井・本江、太市)が明白。穴水の由来は、仏陀の穴を埋める思想として、穴水湾を形成する「水」で穴を埋める地形にある。その川島内に建立されたのが美麻奈比古神社で、川島地に現存する延喜式社だ。 **能登の国津神社/美麻奈比古神社 https://smcb.jp/diaries/8412829 鳳至郡延喜式9社のうち5社が当…
2022年11月09日(水)12:24 会員以外にも公開 雲雀弟子 能登王朝の楽園期/神が皇位 天照大神の法制として、神の孫たちが古代の地方国家で皇位に登る。中能登町指定史跡・小田中古墳群(大入杵命墓/4世紀後半)は、宮内庁管理となっている。 **https://kofun.info/kofun/630 大入杵命は、第10代崇神天皇と 尾張大海媛との皇子。邑知湖の交易要所地として栄えた能登王朝の人宝だろうか。 尾張大海媛は、瀬戸内市邑久町に尾張という地名があり、崇神…
2022年11月08日(火)19:38 会員以外にも公開 雲雀弟子 能登王朝の楽園期 古代の能登は常時、北アルプスが屛風のように聳えて見えていただろう。現在は、穴水から和倉温泉に至る国道249号線や能登島から、時々として北アルプスが聳えて見える。 穴水湾から七尾湾に抱えられている能登島と大瀬戸を構成する奥能登内浦の丘陵がたなびく様は楽園だったろう。 正倉院宝物がシルクロード東端の奈良に至るように、渡り鳥や回遊漁も豊富にたどるところが能登半島であり、外浦では海岸に打ち…
2022年11月08日(火)00:35 会員以外にも公開 雲雀弟子 能登王朝は楽園 越国はAD20年頃出雲の大己貴命が素盞嗚尊の命を受け「越の八口の平定」をしたと伝えられている。 気多神社の「創立の由緒」によると、七尾市所口にある能登生國玉比古神社が本宮と云われ、上世の昔、大己貴尊が出雲より因幡の気多崎に至り、そこから当国へ渡って平定し、その後、所口に鎮祭され、孝元天皇の頃に気多本宮の建立としている。 小生の推定は、大己貴命の越平定域の中心が能登半島である。大海…
2021年07月05日(月)15:25 会員以外にも公開 雲雀弟子 石動山の58坊院跡などをたずねる/3 神仏習合の史跡原型をコンパクトに美しい自然の中にとどめているところは日本全国でここだけだろう。私は叡山や高野山と比べてそん色なく超一級の史跡めぐりができる文化的資源価値に大感激。 その1つが鎌倉時代の伊須流岐比古神社の五社権現構成(大宮、白山宮、火の宮、梅の宮、剣宮)する真言密教の世界観ハイキングができること。 その2は、泰澄が講堂を建立し天平勝宝寺とした伽藍遺構(講堂、大師堂、五重塔、経…
2021年06月29日(火)23:11 会員以外にも公開 雲雀弟子 穴水の来迎寺 穴水の来迎寺は、帰省期間に菊桜(能登花の寺5番)の見ごろや幽霊図のお寺として関心があり期待以上のところとなり毎月28日の例会に参加したいと思っている。 幽霊図と御詠歌「むかえ見よ鏡が池に映りますそ黒髪の中の仏を」の関連を想像する。 *来迎寺は能登半島の穴水町にある創建1200年を迎える寺院です。石川県指定の名勝である庭園を始め、日本有数の花びらを持つ菊桜、そして円山応挙が描いたとされる幽…
2021年06月28日(月)23:30 会員以外にも公開 雲雀弟子 落日の千枚田と安城東高校の生徒たち 白米千枚田ができたのは約380年前といわれている。 今まで一番耕作放棄が進んだ年というのは昭和50年ご ろですね。約4割も草地になっていました。その時に愛知県の安城東高校の生徒たちが、能登一周の修学旅行で千枚田に来られて、この景色を見たとき、見るに堪えない状況だったと思うんですけれど、もうその時には輪島市の文化財と なっていたんですね。 千枚田を守るため、何か手助けをし たいと昭和57年か…
2021年03月20日(土)11:39 会員以外にも公開 雲雀弟子 われわれ先祖の歴史に学ぶ 卑弥呼の邪馬台国30国における大国では、大和、筑紫、吉備、出雲、毛野が古代先進地帯とされ、人口も集中していた。全国の先進推定人口130万人(1郷約330人、約4000郷)だろうか。 古代先進地帯という背景は、当代の大国隋唐大掛かりな遣使である。そして、遣唐使時代の人口は4倍に増大とされていた。 尚、明治維新の欧米使節団時代の人口は、当時の唐人口約4500万人を下回る約3000万人でした。現…
2021年03月19日(金)10:29 会員以外にも公開 雲雀弟子 備中松山城天守台の魅力 天守台は、全山が一大要塞となっている城主居館の往時がしのばれる魅力があった。天守台を二重の曲輪をめぐらし離れのような二重櫓が並立している。 門番櫓の近くに雪隠(石堀)の広場がある。二重曲輪の内外に平の櫓を往時の天主のつもりで遊覧している。 家康支配下では、自然岩盤上の石垣は作庭師小堀遠州らしい趣向も推察できました。 石垣の多層性は七尾城址と相似しており、いまも整然としているのは全山岩盤石の…
2021年03月18日(木)23:20 会員以外にも公開 雲雀弟子 日本三大山城の備中松山城とは猫城主 日本三大山城と城塞都市と言われる能登七尾城址との相違を見るために備中松山城を訪ねた。もう1つは、安倍首相の美しい国づくり実現の森友学園創設が内閣官房疑獄事件(国交省主体の内閣官房への忖度)となりポシャツタことである。 森友学園設立の精神は、備中松山藩校学頭及び郡奉行・山田方谷の足跡を見ることでした。 天空の備中松山城は戦国時代の日本のど真中にあたり、大軍がまとまり押し寄せると簡単に落ちると…