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ダンス初心者の大人におすすめの練習方法を紹介!独学で上達するコツとは?

「ダンス」と言うと若者の趣味と思われるかもしれませんが、近年は大人になってから趣味の一つとしてダンスを始める方も増えてきました。

ダンスを学ぶ方法はダンススクールに通うことだけでなく、独学で学ぶ方法もあります。独学ならスクールに通うより費用がかからず、スキマ時間を有効活用できるので始めやすいのではないでしょうか。

とは言え、ダンス初心者だと一体何からスタートすれば良いのか分からないかもしれません。

そこで今回は初心者におすすめの練習方法や、最初に習得したいダンスのステップなどについて解説していきます。

ダンス未経験の大人でも独学で始められる

趣味にもいろいろな種類がありますが、中には独学では難しいものや、子供の頃から始めていないとなかなか上達しないものもあります。

例えばピアノは、大人になってからだと指が思うように動かないため、一度も習ったことがない方だと難しいでしょう。プログラミングは大人でもできますが、講師に習ったほうが分かりやすく上達も早い場合が多いものです。

その点、ダンスは未経験の大人でも独学で始められます。歌手のバックダンサーを見ると「自分で練習するなんて難しいのでは」と思うかもしれませんが、プロと趣味で行うダンスはまた別物です。

楽しむことが目的の趣味のダンスであれば、ラジオ体操の延長のような気軽な気持ちで、スクールに通わなくても始められます。

ダンス初心者におすすめの練習方法

Portrait of positive adult pairs enjoying tango in modern dance hall together

ではダンスを独学で始めようと思った場合、何から練習すれば良いのでしょうか。

まずはダンスができるぐらいの体力をつけ、ケガをしないよう、ストレッチで体をある程度柔らかくしておく必要があります。

体力をつけるために激しい筋トレをしたりジムに通ったりする必要はなく、毎日20分程度のウォーキングを行うなどで、軽い運動ができる程度の体力を身につけておくぐらいで構いません。

ストレッチは体が柔らかくなっているお風呂上がりに10分程度行い、足や腕などが問題なく動かせる程度の柔軟性がつけばOKです。

ではここから、初心者におすすめの練習方法を具体的に3つご紹介していきましょう。

リズムの取り方を覚える

ダンスをする上で必須となるのが「リズム取り」です。リズムに乗れなければ振り付けを覚えても曲についていけません。逆に言えば、音楽に合わせてリズムを取るだけでもダンスです。

ダンスにおいてのリズムは「カウント」で取ります。曲をかけながら、頭の中で「ワン」「ツー」「スリー」「フォー」「ファイブ」「シックス」「セブン」「エイト」と8カウントが取れるようになることがダンサーへの第一歩です。

動けるようになるまでは、カウントを数えながら体でリズムを取ることは難しいため、慣れないうちは頭の中で数えるだけで良いでしょう。体はリズムに乗って動くことだけを意識してみてください。

体の各部位に分けてアイソレーション

ダンスでは普段動かさない体の部位を動かします。そのため、動かせるようになるための練習「アイソレーション」が必要です。

アイソレーションは主に「首」「腰」で行います。どちらも普段はしない動きなので初めは動かしにくいと思いますが、何度か繰り返すうちに動かせるようになるので続けましょう。

ではまず首のアイソレーションのやり方から説明します。

首のアイソレーションのやり方

1.肩の位置を固定したまま、首を前に出す。このとき、顎が上に向かないよう垂直に保つ。

2.前に出した首をもとに戻し、今度は首を後ろに引く。このときも肩の位置は固定したまま、顎は下を向かないよう注意する。

3.1.と2.の動きを交互に、各4回行う。

4.肩の位置を固定したまま、首を右に動かす。顔全体が傾かないよう垂直を保ち、首だけを動かすことを意識する。

5.首をもとに戻し、同じように左へ動かす。

6.4.と5.を交互に、各4回行う。

7.ここまでの流れをもう一度行う。

では次に、腰のアイソレーションのやり方を説明します。

腰のアイソレーションのやり方

1.足を肩幅より少し広めに開き、腰を両手に添える。

2.膝を軽く曲げたまま、腰を前に突き出す。膝から前に出てしまわないよう、腰だけを動かすことを意識する。

3.元の位置に戻し、今度は後ろに腰を突き出す。膝から後ろに動かさないよう、お尻だけを上に上げるイメージで動かす。

4.2.と3.を交互に、各4回行う。

5.膝を軽く曲げたまま、腰を右に動かす。膝から動いてしまわないよう、腰だけを動かすことを意識する。

6.腰をもとに戻し、同じように左へ動かす。

7.5.と6.を交互に、各4回行う。

8.カウントを4つ数えながら、腰を時計回りに動かす。

9.カウントを4つ数えながら、腰を反時計回りに動かす。

10.ここまでの流れをもう一度行う。

基礎的なステップを身につける

アイソレーションにて体がある程度動くようになったら、次に基礎的なステップを身につけましょう。

詳しいステップは後ほど詳しく説明しますので、まずは好きな曲に合わせて、足を動かせる練習をしておいてください。

速い曲だとステップを踏みにくいので、ゆっくりめの曲を選び、リズムに乗りながら前後左右に動けるようになればOKです。

最初に習得したいダンスのステップ

Empty dancing studio. Positive hard-working young man being in great mood while spending time alone

ではここからは、最初に習得したいダンスのステップを2つご紹介します。

ダウン

「ダウン」とは、カウントを取るときに膝を曲げて腰を落とすステップのことです。膝は出す足に関係なく、地面についたときに腰を落とすと同時に曲げてください。

このとき、腕を上手に使うとダウンを取りやすいです。両手の拳を胸の前に置き、膝を曲げるときに肘を肩と垂直になるように上げるとリズムを取りやすいので試してみてください。

アップ

「アップ」とは、膝を曲げて腰を落とした状態から、カウントを取ると同時に膝を伸ばして腰をもとに戻すステップのことです。このときの腕は軽く降ったり、ダウンのときのように肘を上げたりと、動かしやすい方法で構いません。

ツーステップ

ツーステップはハウスやブレイクダンスで使うステップのため、初心者には少々難しいかもしれません。そのため、アップとダウンができるようになり、ある程度いろいろなダンスが踊れるようになってから、余裕があればチャレンジする程度で良いでしょう。

ツーステップは、右足の前に左足をクロスさせ、左足を地面に着くと同時に、右足を地面から離します。そして右足を左足の前にクロスさせ、右足を地面に着くと同時に左足を地面から離し、右足にクロスさせる、という動きを繰り返すのがツーステップです。

ダンスが上達するためのコツ

ステップが踏めるようになってきたら、以下の3つのコツも参考にしてダンスを上達させましょう。

ストレッチ・筋トレでキレが良くなる

ストレッチをすると動きになめらかさが出て、筋トレをするとキレが良くなります。今よりもダンスが上手くなりたいと思うなら、ストレッチや筋トレにも力を入れましょう。

いずれも数日で成果が出るわけではないので、毎日コツコツ続けるのがポイントです。

カウントの数え方を身につける

カウントを頭で数えられるようになったら、今度は体で取れるよう練習しましょう。体でカウントが数えられないと、頭では分かっているのに体がついていかず、リズムが遅れたり乱れたりします。

体がカウントを覚えると、頭で数えなくても体が数えてくれるようになるはずです。声に出しながらカウントを数え、体にカウントを染み込ませましょう。

好きなダンスの振り付けを覚える

ダンスは楽しむのが基本ですから、踊りやすいからと言って知らない曲や、動画サイトでおすすめされている曲ばかりで練習していては、だんだんとつまらなさを感じてくるでしょう。

そのため、練習用の曲ばかりでなく、自分の好きな曲や、好きなダンスの振り付けを覚えることも取り入れてみてください。難しい曲・振り付けでも、好きなら練習も頑張れるはず。踊れるようになったときには達成感を味わえるでしょう。

趣味人倶楽部でダンスイベントをチェック

独学でダンスを学び、踊ることに慣れてきたら、趣味人倶楽部でダンスイベントをチェックして参加してみると良いでしょう。

イベントに参加すればダンス好きな人と交流でき、他の人のダンスを見ることが自分にとって刺激にもなります。

まだダンスに自信がないなら見るだけでもOK。積極的に参加して、趣味をより充実させてみてください。

まとめ

ダンスは時に難しさを感じ、思うように体が動かないことに苛立ちを覚えることもあるかもしれません。

しかし、ダンスのモットーは「楽しむこと」です。できなくても楽しむことを忘れなければ、自ずと上達していくでしょう。

楽しむには義務感を持たないよう、やりたい気持ちを優先させることです。疲れているときはお休みにして、やる気があるときにたくさん練習すればOK。

自分の好きな曲を選んだり、好みのアーティストの振り付けにチャレンジしたりして、ダンスを楽しんでいきましょう。

ぜひ趣味人倶楽部のダンスイベントにも参加して、ダンス友達を増やしてみてください。一緒に練習できる仲間ができるかもしれません。

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