「夕餉」の日記一覧

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鰤と介党鱈

10年ほど単身赴任した魚津は、魚が美味しい。 寒い季節は、ブリやスケトウダラが、特に美味しい。 昨夜、わが家の食卓には、その二品が上がった。 残念ながら、何れも富山産ではない。 塩焼にしたブリは大分産、鱈汁のスケトウダラは北海道産である。 何れも、美味しく食べた。 塩焼のコツは、食べる15分前に塩を振り、出てきた水を拭き取ってから焼くと良い。 鱈汁は、具なしの味噌汁を作り、熱々の鍋にスケトウ…

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一日四食の日

昨日は、同級生のBen君と、国立演芸場二月上席の五日目を楽しんだ。 何と、この日、四食も食べてしまった。 間食はしない習慣なので、極めて珍しいことである。 朝餉は、パンを食べる予定だった。 仕切りがある洋皿に、残り物のポテトサラダと、ロースハムみたいな食感のグリルチキンを盛った。 パンを焼こうとしたら、切った鏡餅が、残っているのに気が付いた。 急遽、予定を変更し、磯辺焼きで食べること…

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吾喰楽のアボカドサラダ

近所のスーパーで、月刊の小冊子を無料で配布している。 季節の食材を使った、料理のレシピが書いてあるので、毎月、楽しみにしている。 最近、得意料理の仲間入りをした、アボカドサラダは、この小冊子で覚えた。 アボカド、ツナ缶、玉葱を、マヨネーズと塩胡椒で和えるだけである。 ① アボカドの追熟具合だが、茄子を握った感じが良いと言われている。色が変わりやすいから、酢をまぶせば、翌日でも大丈夫だ。余り酸…

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節分の日の食卓

正月が過ぎたばかりと思っていたが、もう立春である。 今年の節分も、節分らしいことは何もせず、一日を過ごした。 健在の頃は、豆撒きは妻の仕事だった。 何時に帰って来るか分からない私を、待っていられなかったのだ。 一人暮らしを始めてからは、私が豆撒きをした。 夕餉は、鰯を焼いて食べた。 上手く説明できないが、一人の豆撒きが切なくて、二、三年で止めた。 昨日の食卓は、敢えて節分らしからぬ献立にした。…

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缶詰の日曜日

昨日は、一日中、家に居たので買物へ行かなかった。 だから、「缶詰を食べて過ごした」と、言うのではない。 私が、家で缶詰になっていたのだ。 電話も来なかったから、一日中、一言も口を利かなかった。 夕餉は冷凍保存してあった、イベリコ豚を串焼きにした。 程よい固さで、豚肉に特有のクセがなく、美味しく食べた。 サラダは、蟹蒲鉾とブロッコリースプラウトで作った。 蟹蒲鉾を崩して、マヨネーズで食べたが、歯…

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アルコール度数が12度の清酒

富山の魚津へ単身赴任して、富山の酒が美味しいのを知った。 街中にも造り酒屋があり、無濾過生原酒を飲んだ時の感激を、今でも覚えている。 日常的に飲んでいたのは普通酒だったが、それも充分に美味しかった。 真偽のほどは知らないが、他県へ出荷する酒と、地元で飲む酒は物が違うという。 原酒のアルコール度数は、20度前後である。 焼酎など蒸留酒と異なり、清酒は醸造酒だから、その程度が限度らしい。 それを加…

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もう半分 × 二回半

昼餉にウルイのお浸しを食べたら、それを肴に燗酒を飲みたくなった。 優柔不断な私だが、こういう事は実行力がある。 早速、夕餉の献立を考えた。 思い付いたのは、黒豚の生姜焼き、牡蠣と平茸のアヒージョ、ウルイのお浸し、赤カブ漬の四品だ。 豚肉の食べ方は色々あるが、生姜焼きが一番好きだ。 生姜焼きを千切りキャベツと一緒に頬張ると、何故だか幸福感に浸れる。 アヒージョは、和の食卓に合うように、鋳物のフラ…

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魚の煮付には清酒

魚食人間なので、放っておくと、魚ばかり食べてしまう。 意識して、肉も食べるようにしている。 最近、それが行き過ぎているように感じているので、調べてみた。 長い事、家計簿と同様に、食卓の履歴を記録しているのだ。 意外なことに、少ないと思っていた魚が食卓に上る頻度は、肉の倍近いことに驚いた。 昨日の夕餉は、カレイの煮付を用意した。 鮮度が良い北海道産が無かったので、冷凍物で我慢した。 いつもより、…

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寒い日は熱燗

当日の朝から、夕餉の献立を考えることが多い。 当てもなくスーパーへ行って、献立を決めることもある。 昨日は、魚を買いに行って、全く別のものになってしまった。 要は、一人暮らしだから、勝手気ままなのだ。 良く言えば、臨機応変ということだろう。 夕餉の主菜は、焼魚を考えていたが、食指が動くものが無かった。 見付けたのは、食べ切りサイズの「濃厚黒酢あんの酢鶏」である。 前から気になっていたが、量が多…

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初歌舞伎

今日は、国立劇場で新春歌舞伎公演を楽しんだ。 通し狂言「菊一座令和仇討」の千穐楽である。 三日目と、千穐楽のチケットを用意したが、都合で今日だけになった。 今年になって、初めての歌舞伎見物だ。 終演後、玄関脇の受付で、富司純子さんが客を見送っていた。 会釈をしたら、丁寧なお辞儀を返してくれた。 噺家の師匠へは平気で話しかけられる私だが、今回はそうは行かなかった。 顔が、少し熱くなった。 帰路…

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一日遅れの鱈鍋

土曜日に作る予定の鱈鍋が、日曜日になった。 2日続きだが、鱈の味は淡泊だから、飽きることはない。 まして、アヒージョと鍋だから、尚更だ。 鮮度が良いので、2日目になっても、料理をしている手が臭くならなかった。 198円(100g)の真鱈だが、258円の切り落としを買ったら450gあったので、7割も安い。 細かくても、アヒージョや鱈鍋だから、問題はない。 1回分残っているが、3日続きは嫌なので、…

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鱈鍋で清酒の予定がアヒージョで白ワイン

残り物の焼き豆腐と鍋を作るつもりで、鮮度が良さそうな北海道産の真鱈を買った。 酒売場へ来ると、ワイン特売の張り紙が目に入った。 店直輸入のワイン限定だが、20%引きだった。 以前、飲んだことがある、スペイン産の白ワインを買った。 鱈鍋ではワインに合わないので、鱈のアヒージョに予定を変更した。 鍋に使う予定だったヒラタケは、そのまま使える。 酒売場の次は、お惣菜売場だ。 これも、食べた事がある、…

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プチ失敗の“すき焼き”

煮物には、砂糖、醤油、清酒、味醂などを、目的に応じて配合している。 麺類の温かいつけ汁などには、和風だしの素も使っている。 ところが、麺類の冷たいつけ汁と、すき焼きは、市販品に頼っている。 自分では、思うような味に仕上げられないのだ。 昨日の夕餉は、冷凍保存してある牛肉で、すき焼きを作ることにした。 牛丼で使った切り落とし肉だが、あまり長く冷凍しておくと味が落ちる。 材料の支度をして、煮ようと…

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家事に励む

三日続きで外出したので、今日は家事に励んだ。 部屋干しの衣類に日を当て、2回、洗濯機を回した。 強い北風が吹いたが、物干し場は南向きだから、さほど影響はなかった。 部屋干しの衣類が無くなると、気分がすっきりする。 昼餉は、冷凍保存の生饂飩を茹で、熱々のつけ汁で食べた。 おかずに、揚げたてのサヨリの天ぷらを買ってきた。 夕餉は、鰤の塩焼と、鮪納豆を用意した。 簡単に作れる献立ばかりだが、結構、満…

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豚肉のサッパリ丼

風流寄席の日は、阿佐ヶ谷に泊まった。 帰宅は、翌日の正午頃だったので、駅前食堂で昼餉を食べることにした。 頼んだ“豚肉のサッパリ丼”が、美味しかった。 豚肉とパプリカが合うし、名前が示す通り、サッパリとした味わいが良かった。 昨日は、国立演芸場1月中席の千穐楽を見た。 終演後に、喫茶店で下戸の同級生とお喋りをしていたので、帰宅が1時間ほど遅れた。 何か作るのが面倒な時間なので、前日と同じ駅前食…

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宴の翌日

土曜日は特別の日だったが、肝心のメインイベントをアップしていない。 勿体ぶっている訳ではなく、単に書けていないだけだ。 明日の朝、投稿する予定でいる。 順序が逆になるが、今日の昼餉と夕餉をご披露する。 昨年の秋、東武東上線の鉢形駅前に食堂が出来た。 夕餉は2回ほど利用したことが、昼餉は初めてである。 “豚肉のサッパリ丼”を食べたが、期待以上の味だった。 真似を出来そうだが、味付けが分からない。…

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今が旬の浅羽カレイ

関税が下がったからか、安い米国産の牛肉が沢山並んでいた。 大きくて厚いステーキ用の肉が、野口さん一枚でお釣りが来る。 一人では、食べ切れない大きさだった。 もっとも、具体的には決めていなかったが、目的は魚だった。 選んだのは、北海道産の浅羽カレイである。 浅羽カレイは、米国産の冷凍子持ちカレイを、よく見かける。 妻の好物で、よく食卓に上がった。 煮るのに時間がかかるから、一人暮らし…

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奮発して黒毛和牛ですき焼き

数日前、オーストラリア産牛肉の肩ロースで、すき焼きを予定したが、牛丼に変わってしまった。 肉は食べたが、用意した下仁田葱が残っている。 日持ちは良いが、なるべく早く使いたい。 昨日、九州産黒毛和牛のロース肉が、安かったので買うことにした。 前日の売れ残りだが、色は変わっていなかった。 安いとはいえ、国産和牛だから、それなりに高かったが、そんなに沢山食べる訳ではないから、ちょっとした奮発だ。 本…

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絶品の真鯛酒蒸し

前日、鮮度が良い真鯛があったので、買っておいた。 本当は、買った当日に食べたいが、他に予定があったので、翌日になった。 絶品と胸を張っているが、良質な真鯛の切り身があれば、誰でも簡単に作ることが出来る。 今回の真鯛は、高知産の養殖物である。 昔は天然物が珍重されたが、近年、養殖技術が向上しているので、両者の差は殆ど無いようだ。 先日、デパ地下の鮮魚売場で、天然と養殖の真鯛が並んでいたが、価格の…

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失念していた鏡開き

昨年末に近所の知人から、搗きたての切り餅を頂いた。 「もっと、持って行きなさいよ」というのを、「食べ切れないから」と、6切れだけにした。 早速、焼いてから、海苔を巻いて食べた。 次は、松の内(7日)が明けた8日に、遅ればせながら、雑煮を作った。 大根や人参など、有り合わせの野菜を使って、お袋の味を思い出しながら調理した。 翌々日(10日)、今度は地鶏のモモ肉を使った。 透明感のある汁を目指したが…