フランス 映画の日記一覧（3ページ目）

今日から10月。関東は台風で大変だが、近畿にはあまり影響はないようだ。 先月、88歳で死去したフランスの俳優ジャンポール・ベルモンドの、最も有名な映画「勝手にしやがれ｣を見た。BSで、追悼放送されたものを録画していたのである。 学生時代に名画座で見たときは、正直、その面白さがよくわからなかった。 当時、見た破滅的な若者の姿を描いた作品ならば「俺たちに明日はない」などの方が、刺激的でもあり、興…

今日、ＪＲ恵比寿駅の前にある恵比寿ガーデン・プレイス内の東京都写真美術館ホールへ行き、＜リュミエール！＞というフランス映画を見て来ました。 リュミエール兄弟は1895年に”シネマトグラフ”という機器を発明し、今日の映画の原点を築いたフランス人で、以後10年間に同機を使って1422本の作品を製作しました。 使用したフィルムは幅35mm、長さ17mで上映時間は1本が僅か50秒というもので、駅に入っ…

気になっていた「ガーンジー島の読書会の秘密」映画館で先日観てきました。 第2次世界大戦中にドイツ占領下にあったガーンジー島で行われた読書会をめぐるフランス・イギリス合作のミステリー映画です。 僕の今年1番の作品になるかも？ 8月30日から上映中です。 http://dokushokai-movie.com/

1月29日に、NHK BSプレミアムで 映画「残照・フランス 芸術家の家（老人ホーム）」が放映され 登場する元ピアニストが弾くバッハのパルティータを、改めて聴き直す事に 丁度手元にあるのは、「ワイセンベルグ」と「IGOR LEVIT（イゴール・レヴィット）」 最高は、映画で弾いて居た「マリニーさん」であるが 上の中では、「憂い」と言うか「哀愁」を感じさせる後者に共感が持てた。

俺は西部劇の映画が好きだ。でもなぜか６０年前にフランス映画の「モンパルナスの灯」を見た時、あのジェラール・フィリップに感動した。 ここでお金のうれしさ・悲しさの人生を学んだ。そしてこの最初の感動を忘れない為、二度とこの映画を見ない事としています。 ６０年後の現在ジェラール・フィリップを忘れていないので、まだ認知症ではないようです。 I desire to meet him in par…

(日本経済新聞「夕刊文化」・・食文化研究家・斉田育秀「映画とグルメ」'21年9/15　夕刊より) 海外の映画を観ていると、異国の風俗や文化、中でも食文化に興味がそそられることがある。例えば・・(グルメ大国である)フランスの映画「シェルブールの雨傘」(1964年4月 日本公開)には、典型的なフランスの食卓が出てくる。 テーブルの上にはオリーブ油や塩、コショー、ワインビネガーなどが置かれているが…

　リドリー・スコット監督の中世（1386年）フランスで実際に起こった事件の映画化である。1386年といえば英仏間で起きた「百年戦争」の真っ只中、国王はシャルル6世の時代だ。国王自身はまだ若く、政治のシステムも絶対王政以前の時代で、フランスでは、全土で諸侯が群雄割拠していた時代だ。 　物語は、激戦地ノルマンディーの従騎士ジャン・ド・カルージュと戦友ジャック・ル・グリを中心にまわってゆく。戦友であ…

16日ぶりの日記です。 忙しくてSNSを開く間がありませんでした。 日時が追い付くようにしますが古い話であることをお許しください。 ◎「あのこと」L'evenement　2021年　オドレイ・ディワン　フランス映画　ギャガ 2022.12.2公開　　2023.1.30、横浜ジャック＆ベティで視聴 これはホラー映画ではないか、という評もあるほどの、かなりショッキングな映像…

あけび 　朝の小さなおにぎりはいかがですか。味は何 でしょうか。 　フランス政府は29日、トコジラミが公共交通 機関や映画館、病院などで大量発生している事 態を受け、駆除対策に乗り出した。 　今日の俳句は「柿」、前田普羅氏の句 「しみ／″＼と日を吸ふ柿の静かな」如何ですか。 トコジラミに注意！ https://www.youtube.com/watch?v=1dypSxr4xe…

最近のアメリカの映画は、観ているときは良いけど、見終わってもなにも残らない。 その点フランス映画は、駄作もあるけど、グッと来る映画もたまにあります。 グランドジャーニーという映画を、今日観ました。 まあ、内容は全く違いますが、観た後に残る感じは、昔読んだカモメのジョナサンみたいな映画でした。あれ、映画もありましたかねー😃💦 雛から育てると人間を親だと思う…というのは、学校の前で売っていた鶏の雛で…

2019年　フランス映画 18世紀。 結婚は親がきめて、逆らえない。 まして同性との恋などあり得ない時代の 女性ふたりの物語です。 肖像画をメインに 美しい絵画をみているような映画でした。 いまは多様性の時代と言われ いろんな恋愛があるのだ、と頭でわかっていても 理解しにくいことが正直あります。 でもこの映画では自然にその世界にはいり、 理解することができま…

◎「悪なき殺人」Seules les betes　2019年　ドミニク・モル　フランス・ドイツ合作　STAR CHANNEL MOVIES 2121.12.3公開　　2021.12.18、新宿武蔵野館で視聴 まず、明けましておめでとうございます。 本年の最初の日記は、昨年視聴した映画の感想になります。 旧聞ですがお許しください。 この日は、御茶ノ水で「膵臓癌？」の経過観察のMRI撮影日（こ…

コロナ自粛で、自宅にいる時間が多くなり、暇つぶしに、テレビドラマを何となく見て居たり、何度も焼き直しのような古い映画を見たり、仕事も無い時間を潰しているが、今日は、往年の美男・美女の映画、「ガス燈」を見て過ごした。 主役は、スエ―デン生まれの美女、イングリッド　バーグマン（Ingrid Bergman)とフランス出身の美男俳優、シャルル　ボワイエ（Charles Boyer)それにジョセフ・コ…

高校生時代に観た映画を今でも鮮明に思い出す。 フランス映画『シェルブールの雨傘』と言う映画。 最初のタイトル画面で石畳に落ちる雨から始まる。 左右からカラフルな雨傘が現れてクルクル回る。 この画面をご存知の方は多いと思うがいかが？ ミシェル・ルグランの音楽に魅了された方も多い。 何と言っても最初から最後までオペラのように話す。 ミュージカルでは無い新しい映画の発見だった。 これでフランス語の柔…

映画「潜水服は　蝶の夢を見る。」（diving bell butterfly） ゆえあって、40年前の、残念になったことを、思い出してしまいました。 あれは、プロヴァンス地方でしたか。 フランス語が分れば、また、違ったことになっていたかも知れません。 でも、言葉が通じない（言葉を失った・・）ことで、言葉よりももっと大事な心のサイクロンの到来を実感したひと時でした。 …

◎「パリ13区」Les Olympiades　2021年　ジャック・オーディアール　フランス映画　ロングライド 2022.4.22公開　2022.4.30、新宿ピカデリーで視聴 ここのところの「話題作」の流れなのか、本作もモノクロ作品。 ただし、舞台は現代のパリ。 冒頭からの数シーンは、ややＳＥＸ過剰気味ではないかとの感もあったが、途中から気にならなくなりました。 主な登場人物は3人。 台…

今日は朝から雨がしとしと 気温が高かったので家事は進みますが 昨日、今日は映画三昧で 昨日はテレビ山崎豊子さん『不毛地帯』３時間 今日はＤＶＤで『オーケストラ』 チャイコフスキーバイオリン協奏曲 フランス同時テロのニュース、こんなのんびりしてて悪いような〜〜 今日の野鳥は アオゲラとヒヨドリ

土曜日、献血のついでに名古屋で映画を観てきた。 『ぼくたちのムッシュ・ラザール』は、カナダ映画。 全編フランス語なので、フランス映画を観るような感覚になる。 何が良いかと言えば、子供達の素顔が素晴らしい。 子供らしいファッションも必見。 名演小劇場の週末は４つの映画が掛かっている。 他には『いわさきちひろ』と『屋根裏部屋のマリアたち』 それにブラジル移民の苦渋を描いた『汚れた心』も良い。 どれ…

◎「彼女のいない部屋」Serre moi fort　2021年　マチュー・アマルリック　フランス映画　ムヴィオラ 2022.8.26公開　2022.10.2、横浜ジャック＆ベティで視聴 本作の感想は、ネット情報の「あらすじ」から記載します。 ＜本国フランスでの劇場公開前に明かされたストーリーは「家出をした女性の物語、のようだ」という1文のみで、物語の詳細は伏せられており、主人公の女…

◎「真実」La verite　2019年　是枝裕和　フランス・日本合作　ギャガ 日本では2019.10,11公開の作品です。 カンヌ・パルムドール監督の是枝裕和が全篇パリでロケ撮影したフランス映画。 カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ピノシュというフランスを代表する女優が共演。 2019年・第76回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品、日本人監督の作品として初めて、同映画祭のオー…